南友紀

南友紀（みなみ ともき）

南友紀は、1993年10月23日に福岡県で生まれた日本のプロラグビーユニオン選手です。主にフォワード第一列の要となるプロップ（PR）のポジションを務めています。身長は172センチメートル、体重は96キログラムと、ラグビーの最前線で求められる強靭さを備えた体格を持っています。

彼の家族もラグビーと深いつながりがあります。妹の南早紀氏もまた卓越したラグビー選手であり、女子ラグビー日本代表としても国際舞台で活躍しています。

キャリアの軌跡

南選手のラグビーキャリアは、福岡県の筑紫高等学校を経て、京都の立命館大学で培われました。大学卒業後、彼は社会人ラグビーの世界へと進みます。

JR九州サンダース (2017)
大学を卒業した2017年、彼は福岡県を拠点とするJR九州サンダースに入団し、シニアキャリアをスタートさせました。

日本IBMビッグブルー (2018)
翌年の2018年には、千葉県を拠点とする日本IBMビッグブルー（現在のBIG BLUES八千代ベイ東京）へと移籍し、新たな環境でプレーを続けました。

豊田自動織機シャトルズ (2019-2024)
2019年、南選手は愛知県を本拠地とする豊田自動織機シャトルズ（現在の豊田自動織機シャトルズ愛知）に加入しました。このチームには比較的長く在籍し、合計5シーズンにわたり主力選手として貢献しました。シャトルズでの経験は、彼の選手としての幅を広げ、さらなる成長を促しました。しかし、2024年、彼は豊田自動織機シャトルズを退団することを発表し、次のキャリアへのステップを踏み出しました。

横浜キヤノンイーグルス (2024年6月-)
そして2024年6月、南友紀選手はジャパンラグビーリーグワンに所属する横浜キヤノンイーグルスへの移籍が決定しました。イーグルスという新たなチームで、リーグワンのトップレベルでの挑戦を開始しています。

ポジションについて

南友紀選手が専門とするプロップは、ラグビーにおいて最も肉体的な強さが要求されるポジションの一つです。スクラムの最前線で相手プロップと組み合い、チームのパックを支える重要な役割を担います。また、ラインアウトでのリフターや、オープンプレーでのボールキャリア、タックラーとしても貢献が求められる、攻守にわたって不可欠なポジションです。南選手は、その経験と技術でチームのセットプレーを安定させ、ゲームを有利に進める上で重要な存在となります。

これまでの多様なチームでの経験を通じて培われた彼のスキルとリーダーシップは、横浜キヤノンイーグルスにおいても大きな力となることが期待されています。新たなチームでのさらなる活躍が注目されます。


主な所属チーム遍歴:
2017: JR九州サンダース
2018: 日本IBMビッグブルー
2019-2024: 豊田自動織機シャトルズ
2024年6月-: 横浜キヤノンイーグルス

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