南條早映
南條早映（なんじょう さえ）は、1999年7月15日生まれ、兵庫県出身の女子レスリング選手です。至学館大学を卒業し、現在は東新住建レスリング部に所属しています。55kg級を主戦場とし、身長は161cm。叔父には、リオデジャネイロオリンピックの女子柔道代表チーム監督を務めた南條充寿がいます。3人兄妹の末っ子で、2人の兄がいます。
小学生時代は吹田市民レスリング教室で鍛錬を積み、全国少年少女選手権大会で4度の優勝を飾るなど、早くから才能を発揮しました。中学進学後は、JOCエリートアカデミーに所属し、才能を開花させます。稲付中学1年時には全国中学選抜選手権で優勝、その後3連覇を達成。全国中学生選手権と全日本女子オープン選手権中学生の部でも、2年生からそれぞれ2連覇を成し遂げました。
安部学院高校に進学すると、1年生で世界カデット選手権52kg級で3位入賞。2年生では、アジアカデット選手権とインターハイ56kg級で優勝、さらに全日本選手権55kg級でシニアの全国大会初優勝を飾りました。この際、東京オリンピックでの57kg級での出場を目指すと表明。その後、ヤリギン国際大会でシニアの国際大会初優勝、アジア選手権55kg級でも優勝を果たしました。世界ジュニアでは準決勝まで圧倒的な強さを見せつけ、決勝ではキューバの選手に辛勝し優勝。2018年には至学館大学へ進学しました。
大学1年時には、クリッパン国際大会、ワールドカップ、ジュニアクイーンズカップジュニアの部で優勝。全日本選抜選手権と世界ジュニアでは2位。2年時には世界ジュニアで2度目の優勝、U-23世界選手権でも優勝。全日本選手権でも優勝を飾りました。3年時には全日本選手権で2連覇。4年時には全日本選抜選手権で優勝、世界選手権では3位に入賞しました。しかし、2021年の全日本選手権では2位となり、東京オリンピック出場は叶いませんでした。2022年からは東新住建所属となり、U-23世界選手権で2度目の優勝、全日本選手権でも優勝を果たしました。
2023年には、アジア選手権で優勝。しかし、全日本選抜選手権では櫻井つぐみに敗れ2位。世界選手権57㎏級代表決定プレーオフでも櫻井に敗れるも、非オリンピック階級である世界選手権59㎏級代表決定プレーオフでは、金城梨沙子を破って優勝しました。世界選手権では準々決勝で敗退し、敗者復活戦には進めませんでしたが、全日本選手権では田南部夢叶を破り優勝を果たしました。
南條選手の主な戦績は以下の通りです。
2012年：JOC杯カデットの部 2位（43kg級）、全日本女子オープン選手権（中学生の部）2位（44kg級）、全国中学選抜選手権 優勝（44kg級）
2013年：JOC杯カデットの部 2位（46kg級）、全国中学生選手権 優勝（48kg級）、全日本女子オープン選手権（中学生の部）優勝（48kg級）、全国中学選抜選手権 優勝（48kg級）
2014年：ジュニアクイーンズカップ カデットの部 2位（49kg級）、JOC杯カデットの部 2位（49kg級）、アジアカデット選手権 2位（49kg級）、全国中学生選手権 優勝、全日本女子オープン選手権（中学生の部）優勝、全国中学選抜選手権 優勝
2015年：クリッパン女子国際大会 カデットの部 2位、ジュニアクイーンズカップ カデットの部 優勝、JOC杯カデットの部 3位、世界カデット選手権 3位、全日本女子オープン選手権（高校生の部）優勝、全日本選手権 5位（53kg級）
2016年：クリッパン女子国際大会 カデットの部 優勝（56kg級）、ジュニアクイーンズカップ カデットの部 2位（56kg級）、JOC杯カデットの部 2位（56kg級）、全日本選抜選手権 5位（55kg級）、アジアカデット選手権 優勝（56kg級）、インターハイ 優勝（56kg級）、全日本選手権 優勝
2017年：ヤリギン国際大会 優勝、ジュニアクイーンズカップ ジュニアの部 3位、アジア選手権 優勝、世界ジュニア 優勝、全日本女子オープン選手権（シニアの部）優勝（58kg級）、全日本選手権 3位
2018年：クリッパン国際大会 優勝、ワールドカップ 優勝、ジュニアクイーンズカップ ジュニアの部 優勝（59kg級）、全日本選抜選手権 2位、世界ジュニア 2位（59kg級）
2019年：ジュニアクイーンズカップ ジュニアの部 優勝、全日本選抜選手権 3位、世界ジュニア 優勝（59kg級）、全日本学生選手権 優勝、U-23世界選手権 優勝、ワールドカップ 優勝、全日本選手権 優勝
2020年：全日本選手権 優勝
2021年：全日本選抜選手権 優勝、世界選手権 3位、全日本選手権 2位
2022年：全日本選抜選手権 2位、U-23世界選手権 優勝、全日本選手権 優勝
2023年：ザグレブ・オープン 優勝、アジア選手権 優勝、全日本選抜選手権 2位、全日本選手権 優勝
南條早映選手は、その卓越した技術と精神力で、これからも数々のタイトルを獲得し、女子レスリング界を牽引していくことが期待されます。
小学生時代は吹田市民レスリング教室で鍛錬を積み、全国少年少女選手権大会で4度の優勝を飾るなど、早くから才能を発揮しました。中学進学後は、JOCエリートアカデミーに所属し、才能を開花させます。稲付中学1年時には全国中学選抜選手権で優勝、その後3連覇を達成。全国中学生選手権と全日本女子オープン選手権中学生の部でも、2年生からそれぞれ2連覇を成し遂げました。
安部学院高校に進学すると、1年生で世界カデット選手権52kg級で3位入賞。2年生では、アジアカデット選手権とインターハイ56kg級で優勝、さらに全日本選手権55kg級でシニアの全国大会初優勝を飾りました。この際、東京オリンピックでの57kg級での出場を目指すと表明。その後、ヤリギン国際大会でシニアの国際大会初優勝、アジア選手権55kg級でも優勝を果たしました。世界ジュニアでは準決勝まで圧倒的な強さを見せつけ、決勝ではキューバの選手に辛勝し優勝。2018年には至学館大学へ進学しました。
大学1年時には、クリッパン国際大会、ワールドカップ、ジュニアクイーンズカップジュニアの部で優勝。全日本選抜選手権と世界ジュニアでは2位。2年時には世界ジュニアで2度目の優勝、U-23世界選手権でも優勝。全日本選手権でも優勝を飾りました。3年時には全日本選手権で2連覇。4年時には全日本選抜選手権で優勝、世界選手権では3位に入賞しました。しかし、2021年の全日本選手権では2位となり、東京オリンピック出場は叶いませんでした。2022年からは東新住建所属となり、U-23世界選手権で2度目の優勝、全日本選手権でも優勝を果たしました。
2023年には、アジア選手権で優勝。しかし、全日本選抜選手権では櫻井つぐみに敗れ2位。世界選手権57㎏級代表決定プレーオフでも櫻井に敗れるも、非オリンピック階級である世界選手権59㎏級代表決定プレーオフでは、金城梨沙子を破って優勝しました。世界選手権では準々決勝で敗退し、敗者復活戦には進めませんでしたが、全日本選手権では田南部夢叶を破り優勝を果たしました。
南條選手の主な戦績は以下の通りです。
2012年：JOC杯カデットの部 2位（43kg級）、全日本女子オープン選手権（中学生の部）2位（44kg級）、全国中学選抜選手権 優勝（44kg級）
2013年：JOC杯カデットの部 2位（46kg級）、全国中学生選手権 優勝（48kg級）、全日本女子オープン選手権（中学生の部）優勝（48kg級）、全国中学選抜選手権 優勝（48kg級）
2014年：ジュニアクイーンズカップ カデットの部 2位（49kg級）、JOC杯カデットの部 2位（49kg級）、アジアカデット選手権 2位（49kg級）、全国中学生選手権 優勝、全日本女子オープン選手権（中学生の部）優勝、全国中学選抜選手権 優勝
2015年：クリッパン女子国際大会 カデットの部 2位、ジュニアクイーンズカップ カデットの部 優勝、JOC杯カデットの部 3位、世界カデット選手権 3位、全日本女子オープン選手権（高校生の部）優勝、全日本選手権 5位（53kg級）
2016年：クリッパン女子国際大会 カデットの部 優勝（56kg級）、ジュニアクイーンズカップ カデットの部 2位（56kg級）、JOC杯カデットの部 2位（56kg級）、全日本選抜選手権 5位（55kg級）、アジアカデット選手権 優勝（56kg級）、インターハイ 優勝（56kg級）、全日本選手権 優勝
2017年：ヤリギン国際大会 優勝、ジュニアクイーンズカップ ジュニアの部 3位、アジア選手権 優勝、世界ジュニア 優勝、全日本女子オープン選手権（シニアの部）優勝（58kg級）、全日本選手権 3位
2018年：クリッパン国際大会 優勝、ワールドカップ 優勝、ジュニアクイーンズカップ ジュニアの部 優勝（59kg級）、全日本選抜選手権 2位、世界ジュニア 2位（59kg級）
2019年：ジュニアクイーンズカップ ジュニアの部 優勝、全日本選抜選手権 3位、世界ジュニア 優勝（59kg級）、全日本学生選手権 優勝、U-23世界選手権 優勝、ワールドカップ 優勝、全日本選手権 優勝
2020年：全日本選手権 優勝
2021年：全日本選抜選手権 優勝、世界選手権 3位、全日本選手権 2位
2022年：全日本選抜選手権 2位、U-23世界選手権 優勝、全日本選手権 優勝
2023年：ザグレブ・オープン 優勝、アジア選手権 優勝、全日本選抜選手権 2位、全日本選手権 優勝
南條早映選手は、その卓越した技術と精神力で、これからも数々のタイトルを獲得し、女子レスリング界を牽引していくことが期待されます。
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