南流山

南流山（みなみながれやま）

南流山は、千葉県流山市の南部に位置する町名です。現行行政地名は南流山一丁目から南流山十丁目まであり、郵便番号は270-0163です。

地理

南流山は、JR武蔵野線南流山駅の開通に合わせて「南流山土地区画整理事業」が行われ、開発された地域です。区画整理前は、現在の四丁目の一部が鰭ケ崎の集落の一部、八丁目の一部が木地区の集落の一部であった他は、全域が水田でした。

地域内には、JR武蔵野線、首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス、千葉県道5号松戸野田線（流山街道）が通っています。一丁目にはJR武蔵野線南流山駅、南流山駅前交番、千葉銀行南流山支店、千葉興業銀行南流山支店があり、二丁目には首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス南流山駅、六丁目には南流山郵便局があります。

東は松戸市横須賀、西は木、南は木・流山、北は流山・西平井・鰭ケ崎と隣接しています。埼玉県三郷市とも近く、江戸川の堤防部分は大字木ですが、すぐに県境となります。

地価

住宅地の地価は、2017年（平成29年）1月1日の公示地価によれば、南流山2丁目16番5の地点で21万3000円/m²となっています。これは、流山市内で最も地価が高い地点です。

歴史

沿革

1965年（昭和40年）2月12日 - 新流山橋が開通しました。
1973年（昭和48年）4月1日 - 国鉄（現・JR）武蔵野線南流山駅が開業しました。
1974年（昭和49年） - 土地区画整理事業が開始されました。
1983年（昭和58年）4月10日 - 南流山中学校が開校しました。
1983年（昭和58年）4月11日 - 南流山小学校が開校しました。
1988年（昭和63年）6月4日 - 大字流山・木・鰭ケ崎の各一部より、流山市南流山一丁目～八丁目が新設されました。
1989年（平成元年）2月 - 区画整理が完了しました。
2005年（平成17年）8月23日 - 首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線南流山駅が開業しました。
2017年（平成29年）4月1日 - 流山ぐりーんバス（南流山・木ルート）が運行開始しました。
2023年（令和5年）9月30日 - 大字流山・木の各一部より南流山九丁目および十丁目を新設しました。

地名の由来

南流山の地名は、先に設置された駅名に由来します。

町名の変遷

南流山は、1988年の住居表示実施によって、大字流山、木、鰭ヶ崎の各一部から新設されました。その後、2023年に九丁目、十丁目が新設され、現在の町名構成に至っています。

世帯数と人口

2017年（平成29年）1[[1月1日]]現在の世帯数と人口は以下の通りです。

小・中学校の学区

南流山地区の市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなります。南流山は交通の便が良いこともあり、居住人口が増加傾向にあります。それに伴い、児童・生徒数も増加しており、教室数の拡充が必要となっています。そのため、2024年4月には南流山中学校が東洋学園大学の旧：流山キャンパスに移転する予定です。また、移転後の旧：南流山中学校は小学校（仮称：流山市立南流山第二小学校）に転用され、現在の南流山小学校・鰭ヶ崎小学校とあわせて3校体制となる予定です。

施設

南流山駅（武蔵野線・TX線）
南流山郵便局
南流山地域図書館・児童センター
千葉銀行南流山支店
千葉興業銀行南流山支店
南流山中央公園

その他

1970年代後半に当地が分譲された際には、「都心に近い緑と太陽の住宅都市 千葉県南流山」というキャッチコピーで販売されていました。

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