南瀬高駅

南瀬高駅について

南瀬高駅（みなみせたかえき）は、福岡県みやま市瀬高町太神に位置する、九州旅客鉄道（JR九州）鹿児島本線の駅です。駅番号はJB23で、地域の方々に利用されています。

歴史

この駅は、1935年（昭和10年）3月23日に、井手ノ上駅（いでのうええき）として鉄道省によって開設されました。その後、1942年（昭和17年）11月15日に南瀬高駅（みなみせたかえき）に改称されました。

開業当初は貨物や荷物の取り扱いも行っていましたが、1961年（昭和36年）10月1日に貨物取扱が廃止され、1971年（昭和46年）2月20日には荷物扱いも廃止されました。これにより、駅は無人化されました。

1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化に伴い、JR九州がこの駅を継承し、現在に至ります。その後、2006年（平成18年）3月18日には、近距離きっぷ自動券売機が設置され、2009年（平成21年）3月1日にはICカードSUGOCAの利用が開始されました。

駅名の由来

駅名は、開業当時の地名である山門郡瀬高町字井手ノ上から「井手ノ上駅」と名付けられました。その後、1942年（昭和17年）に隣駅の矢部川駅が瀬高町駅に改称された後、「南瀬高地区の中心駅」という意味合いで現在の「南瀬高駅」に改称されました。

「井手ノ上」は「井出ノ上」とも書き、「井戸から豊富に湧き出る湧水の上に築かれた集落」という意味を持ち、この地が古くから水が豊富な水郷集落だったことを示しています。

駅構造

南瀬高駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。各ホームは跨線橋で連絡しており、移動が可能です。駅舎は簡易なものが設置されています。

駅は無人駅ですが、社員が派遣され、特別改札が実施されることもあります。また、近距離きっぷの自動券売機が設置されており、切符の購入が可能です。ICカードSUGOCAの利用も可能ですが、カードの販売やチャージは行っていません。

利用状況

詳細な利用状況のデータは提供されていません。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

南瀬高郵便局
柳川警察署南瀬高駐在所
みやま市立南小学校
JAみなみ筑後南瀬高支所
県営町営下小川団地
国道209号
福岡県道714号高田柳川線

また、駅前には「JR南瀬高駅」停留所があり、みやま市コミュニティバスが発着しています。バス路線は以下の通りです。

高田・瀬高線（国道209号経由）：ヨコクラ病院前 / 新船小屋
瀬高・高田線（太神・岩田経由）：岩田小学校 / 市立図書館

隣の駅

南瀬高駅は、JR九州鹿児島本線において、以下の駅と隣接しています。

■快速：通過
* ■区間快速（一部列車のみ停車）・■普通：瀬高駅 (JB22) - 南瀬高駅 (JB23) - 渡瀬駅 (JB24)

外部リンク

南瀬高駅（駅情報） - 九州旅客鉄道


南瀬高駅は、地域の交通を支える重要な駅として、日々の生活に欠かせない存在です。

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