南相馬市立総合病院

南相馬市立総合病院

南相馬市立総合病院は、福島県南相馬市にある市立の総合病院です。旧国民健康保険原町市立病院で、相双医療圏における災害拠点病院としての役割を担っています。

沿革

その歴史は古く、1931年に原町実費診療所として開設されたのが始まりです。その後、町の移管や日本医療団への移管などを経て、1950年に国民健康保険直営原町立病院として新たにスタートしました。市町村合併を経て、2006年に現在の南相馬市立総合病院へと名称を変更しました。

1931年 - 原町実費診療所として設置
1934年 - 原町へ移管、町立原町診療所となる
1944年 - 日本医療団へ移管
1949年 - 日本医療団解散に伴い、日本医療団原町病院が福島県立相馬病院となる
1950年 - 原町に移管、国民健康保険直営原町立病院として発足
1954年 - 町村合併により原町市となり、国民健康保険原町市立病院と改称
1992年7月1日 - 現在地に移転
1996年 - 福島県災害拠点病院の指定
2003年 - エイズ治療拠点病院の指定
2006年1月1日 - 南相馬市立総合病院に改称
2019年11月 - 病床数を300床に増床
2022年3月16日 - 福島県沖地震により被災。

診療科

内科、外科をはじめ、幅広い診療科を有しており、地域住民の様々な医療ニーズに対応しています。

内科
消化器科
循環器科
小児科
リウマチ科
外科
整形外科
脳神経外科
小児外科
産婦人科
耳鼻咽喉科
泌尿器科
リハビリテーション科
麻酔科
神経内科
心臓血管外科
呼吸器科

医療機関の指定等

災害拠点病院、エイズ治療拠点病院の指定を受けており、地域における重要な医療拠点としての役割を担っています。各種保険医療機関としての指定も受けており、幅広い医療サービスを提供しています。

保険医療機関
救急告示医療機関
労災保険指定医療機関
指定自立支援医療機関（更生医療・育成医療・精神通院医療）
身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関
生活保護法指定医療機関
結核指定医療機関
原子爆弾被害者医療指定医療機関
原子爆弾被害者一般疾病医療取扱医療機関
母体保護法指定医の配置されている医療機関
災害拠点病院
エイズ治療拠点病院
特定疾患治療研究事業委託医療機関
小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関

アクセス

JR常磐線原ノ町駅より徒歩約20分
* 国道6号沿い

外部リンク

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