南花畑

南花畑の概要

南花畑（みなみはなはた）は、東京都足立区の北東部に位置する町名です。旧町名には花畑町、保木間町、内匠本町があり、現在の行政地名は南花畑一丁目から南花畑五丁目となっています。住居表示は実施済みです。

地理と景観

地域は綾瀬川の西岸に沿って広がっており、南部に位置する一丁目と二丁目は比較的区画整理が行き届いた街並みが特徴です。住宅地と工業施設が混在しています。一方、北部の三丁目と四丁目には農村時代の古い町並みが残り、旧家が点在しています。五丁目は内陸側に突き出た形をしており、高層団地を中心に一戸建て住宅が取り囲むようにして立ち並んでいます。

歴史

この地域は、かつて足立区の大部分を占める鉄道空白地帯でしたが、2005年につくばエクスプレス線が開業し、隣接する六町に駅が設けられたことで、都心へのアクセスが飛躍的に向上しました。地名の由来は、旧花畑村の南に位置することから、1978年の住居表示実施時に「南花畑」と命名されました。この際、旧来の「内匠本町」という町名を残したいとする住民からの強い反発があり、紆余曲折を経た経緯があります。

地価

2024年7月1日の地価調査によると、住宅地の地価は南花畑4-23-8の地点で24万6000円/m²となっています。

人口と世帯数

2024年4月1日現在、足立区の発表によると、世帯数と人口は以下の通りです。国勢調査による人口と世帯数の推移データもあります。

学区

足立区では学校選択制度が導入されていますが、小学校については、2018年度から学区域または学区域に隣接する学校のみ選択可能です。区立小・中学校に通う場合の学区は、2023年4月時点の情報が提供されています。

事業所

2021年の経済センサス調査によると、事業所数と従業員数のデータが公開されています。また、過去の経済センサスによる事業所数と従業員数の推移も確認できます。

交通

鉄道

首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線：六町駅（駅所在地は六町）

道路

埼玉県道・東京都道102号平方東京線
東京都道466号内匠橋花畑線

都市計画道路

補助140号線
補助259号線
補助261号線

橋梁

浮花橋
内匠橋

主要施設

南花畑住区センター（南花畑三丁目14-7）
花畑郵便局（南花畑三丁目19）
足立区立花保小学校（南花畑二丁目19-1）
足立区立花畑小学校（南花畑三丁目22-1）
東京都立足立特別支援学校（南花畑五丁目24-29）
東京都立城北特別支援学校（南花畑五丁目13-1）

史跡

不動院（南花畑三丁目25-8）
七面神社（南花畑三丁目17-5）
地守り稲荷（南花畑三丁目10）
長建寺（南花畑四丁目19-18）
庚申塔（南花畑五丁目118-2）

その他

郵便番号：121-0062（集配局：足立北郵便局）

この情報は、足立区の公式情報や各種調査データを基に作成されています。

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