南足柄市体育センター

南足柄市体育センターについて

神奈川県南足柄市に位置する南足柄市体育センターは、地域のスポーツ活動を支えるために設計された総合的なスポーツ施設です。1984年に開館以来、当地の人々に愛され続けており、さまざまなスポーツイベントや大会が開催されています。1990年には温水プールが完成し、より多様なスポーツ活動が可能となりました。

指定管理者が運営を行うシステムが導入されており、2008年からは三幸株式会社、そして2014年からは静岡ビル保善・シンコースポーツ共同事業体が管理に携わっています。このような運営体制により、年間約25万人の利用者が訪れる人気施設となっています。

施設の内容

南足柄市体育センターの施設は多岐にわたります。まず、広大な面積を誇る総合体育館がありますが、これはさらにいくつかの室に分かれており、各室で異なるスポーツが行われています。

• - 第1体育室は2,179m²の面積を持ち、バレーボール（4面）、バスケットボール（3面）、バドミントン（12面）の利用が可能です。この室は688席の固定席と816席の可動席を備え、合計で1,504人の観客を収容できます。
• - 第2体育室は481m²で、剣道、柔道、空手などの武道が行われるスペースです。
• - 第3体育室（759m²）では、バレーボール、バスケットボール、バドミントンが楽しめます。
• - 多目的室やトレーニングルームも設けられており、トレーニングルームは2014年にリニューアルされ、トレーナーが常駐しています。利用者登録も行われており、高校生以上の利用者が対象です。

さらに、卓球場には6面の卓球台が設置され、230mのジョギングコースも整備されています。テニスコート（4面）や、多目的グラウンド（11,810m²）、温水プール、弓道場、相撲場も整っています。

大会・イベント

南足柄市体育センターでは、さまざまな大会やイベントが開催されてきました。過去にはVリーグの富士フイルム・プラネッツホームゲームが行われていたほか、1997年のかながわ・ゆめ国体ではバレーボールの会場として使用されました。また、1990年代にはプロレス興行にも利用されるなど、地域のスポーツ文化を支える重要な場所として機能しています。

交通アクセス

交通も便利で、伊豆箱根鉄道大雄山線の和田河原駅から徒歩8分、また小田急線の開成駅からは箱根登山バスに乗り、和田河原駅経由で関本（大雄山駅）行きのバスに乗り、「富士ゼロックス前」で下車して徒歩5分とアクセスも良好です。

まとめ

南足柄市体育センターは多様な施設とアクティビティを提供するスポーツの拠点です。地域住民だけでなく、観光客やスポーツ愛好者にとっても魅力的なスポットとなっています。スポーツを通じた健康促進やコミュニティの交流の場として、今後もその役割を果たし続けることでしょう。

もう一度検索