厚木秦野道路

厚木秦野道路について

厚木秦野道路は、神奈川県厚木市中依知を起点とし、伊勢原市を経由して秦野市八沢に至る、全長29.1kmの地域高規格[[道路]]です。国道246号のバイパスとして計画され、東名高速道路、新東名高速[[道路]]、首都圏中央連絡自動車道と連携し、広域的な交通ネットワークを形成する役割を担います。自動車専用[[道路]]として建設が進められており、完成後は地域間の移動時間の短縮や交通渋滞の緩和に貢献することが期待されています。

概要

起点: 神奈川県厚木市中依知
終点: 神奈川県秦野市八沢
総延長: 29.1 km
規格: 第1種第3級
車線数: 4車線（暫定2[[車線]]）
標準幅員: 20.5 m
設計速度: 80 km/h

歴史

厚木秦野道路の計画は1992年11月に基本ルートが公表されたことに始まります。その後、1996年6月には都市計画が決定され、1998年4月には伊勢原北ICから伊勢原西IC間の4.1km区間が事業化されました。同年6月16日には計画路線に指定され、同年12月には同区間が整備計画にも指定されました。その後も、圏央厚木IC/JCTから厚木北IC間、伊勢原市西富岡から伊勢原北IC間などの区間が事業化されています。2014年には伊勢原西ICから秦野中井IC間の整備計画が決定し、事業化も進められています。

主な経緯は以下の通りです。

1992年11月: 基本ルート公表
1996年6月11日: 都市計画決定
1998年4月: 伊勢原北IC - 伊勢原西IC間 (4.1 km) 事業化
1998年6月16日: 計画路線に指定
1998年12月18日: 伊勢原北IC - 伊勢原西IC間 (4.1 km) 整備計画に指定
1999年12月17日: 圏央厚木IC/JCT - 厚木北IC間 (3.6 km) 整備計画に指定
2001年4月: 圏央厚木IC/JCT - 厚木北IC間 (3.6 km) 事業化
2001年5月: 圏央厚木IC/JCT 着工
2002年4月: 伊勢原市西富岡 - 伊勢原北IC間 (0.7 km) 事業化
2014年3月31日: 伊勢原西IC - 秦野中井IC間 (5.2 km) 整備計画に指定
2014年度: 伊勢原西IC - 秦野中井IC間 (5.2 km) 事業化

通過する自治体

厚木秦野道路は以下の自治体を通過します。

神奈川県
厚木市
伊勢原市
秦野市
足柄上郡中井町
秦野市
足柄上郡中井町
秦野市

インターチェンジなど

現在、整備中のため、インターチェンジの名称は仮称です。

IC: インターチェンジ
JCT: ジャンクション

整備状況

全線開通は未定ですが、2006年12月には、事業化決定済みの区間について暫定2[[車線]]での整備を進め、概ね10年以内の開通を目指す方針が示されました。しかし、2018年3月時点では、5区間のうち3区間の事業化に留まっており、全線開通には時間を要する見込みです。

現在は、高架区間の一部で建設工事が進められています。伊勢原地区の鈴川橋では橋台や橋脚の整備が進められ、2022年度には橋桁の架設工事が完了しました。2023年度には、秦野市方面に向けて山岳地帯を抜ける「（仮称）伊勢原第一トンネル」の工事が開始される予定です。また、厚木地区の中津川橋では2021年から2022年にかけて下部工事が行われ、橋脚部分が施工済みです。一方で、2021年2月時点においても開通時期は未定とされており、事業化区間では引き続き用地取得や埋蔵文化財調査が進められています。

また、圏央厚木IC/JCTから座間市方面への延伸構想も存在します。

関連情報

日本のバイパス[[道路]]一覧
地域高規格[[道路]]一覧
関東地方の道路一覧

外部リンク

国土交通省 関東地方整備局
横浜国道事務所/厚木秦野道路
川崎国道事務所/厚木秦野道路
* 秦野市/厚木秦野道路（国道246号バイパス）について

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