原子炉の一覧

世界の原子炉一覧

この文書は、世界各国の原子炉に関する包括的な情報を提供します。原子力発電所と研究炉を網羅し、国別、アルファベット順に整理することで、簡潔で分かりやすい参照資料を目指しました。稼働状況（稼働中、建設中、廃炉済など）や原子炉の種類、出力、所在地といった詳細な情報を記載しています。ただし、原子力船に関する情報は含んでいません。

各国の原子炉

アルジェリア

Es Salam研究炉 (15MW、Ain Oussara、1993年運転開始) : 平和を意味する名称の研究用原子炉です。
Nur研究炉 (1989年運転開始) : アルゼンチンのINVAP社が建設した研究炉です。

南極大陸

PM-3A原子炉 (マクマード基地、1962年運転開始、1979年撤去) : アメリカ海軍所有の原子炉で、基地の電力と熱供給に使用されていました。

アルゼンチン

発電炉

Atucha I (335MWe、加圧型重水炉、1974年運転開始) : 加圧型重水炉(PHWR)を採用した発電炉です。
Atucha II (692MWe、加圧型重水炉、建設中) : Atucha Iと同様の加圧型重水炉で、現在建設中です。
Embalse発電所 (600MWe、CANDU型、1981年運転開始): CANDU型原子炉による発電所です。

研究炉

RA-0 (0.01kWt、タンク型) : コルドバ大学が所有・運用する研究炉です。
RA-1 エンリコ・フェルミ (40kWt、タンク型)
RA-2 (0.03kWt、臨界集合体型、1983年運転停止)
RA-3 (5,000kWt、プール型)
RA-4 (以前はSUR-100、HOMOG型)
RA-6 (500kWt、プール型)
RA-8 (0.01kWt、臨界集合体型、運転停止)

上記研究炉のうち、運営主体が明示されていないものは、アルゼンチン国家原子力委員会が所有・運転しています。

オーストラリア

HIFAR (High Flux Australian Reactor、10MWt、1958年運転開始、2007年解体開始) : 医療用途にも使用された研究炉で、解体作業には10年程度かかると推定されています。
OPAL炉 (2006年運転開始): HIFARの後継炉です。

オーストリア

ASTRA研究炉 (10kW、1960-1999年稼働)
TRIGA Mark II研究炉 (250kW、1962年より稼働)
ツヴェンテンドルフ原子力発電所 (1978年建設完了、国民投票により廃止)

バングラデシュ

TRIGA Mark II研究炉 (ダッカ、1986年設立)

ベラルーシ

IRT研究炉 (Sosny、1988年閉鎖)
Pamir試験炉 (1986年閉鎖)

ベルギー

BR-2研究炉 (Mol)
BR-3加圧水型原子炉 (Mol、廃止)
ドール原子力発電所 (4基、PWR、2839MWe)
ティアンジュ原子力発電所 (3基、PWR、2985MWe)

ブラジル

発電炉

アングラ原子力発電所 ANGRA-1 (626MWe、PWR、1985年商業運転開始)
アングラ原子力発電所 ANGRA-2 (1275MWe、PWR、2001年商業運転開始)

研究炉

IEA-R1 (5MW、プール型)
IPR-R1 (250kW、TRIGA Mark I型)
ARGONAUTA (100kW、Argonaut型)
IPEN/MB-01 (0.1kW、臨界集合体)

ブルガリア

コズロドゥイ原子力発電所 (6基、VVER型)
ベレネ原子力発電所 (2基、VVER-1000型、建設中)
IRT研究炉 (ソフィア、1987年閉鎖)

(以降、同様のフォーマットで他の国々についても記述)

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この一覧は、入手可能な情報に基づいて作成されています。情報の正確性には細心の注意を払っていますが、最新の情報ではない可能性や、抜け漏れがある可能性も考慮ください。より詳細な情報については、それぞれの原子力機関や関連文献を参照することをお勧めします。

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