原良枝

原良枝のプロフィール

原良枝（はら よしえ、旧姓：原、小林 良枝、本名）は、1958年生まれの日本のフリーアナウンサーであり、教育者としても広く知られています。彼女は、甲南女子大学文学部日本語日本文化学科の専任講師、関東学院大学の非常勤講師、さらには神奈川大学国際日本学部国際文化交流学科の特任教授であり、早稲田大学国際言語文化研究所の招聘研究員としても活躍しています。さらに、朗読家としての活動も行い、博士（学術）の学位を有しています。

来歴

神奈川県横浜市に生まれた原は、横浜国立大学教育学部附属鎌倉中学校、神奈川県立光陵高等学校を経て、國學院大學文学部文学科を卒業しました。1982年にテレビ神奈川にアナウンサーとして入社し、その後1994年にフリーランスとして活動を開始します。

現在は、国や自治体が主催するシンポジウムのコーディネーターを務め、「ことばの力」をテーマにした講演をさまざまな学校で行っています。その一環として、神奈川県内の公立中学校の国語科教職員を対象に朗読研修講師としても活動しており、その専門性が高く評価されています。また、アロマテラピーアドバイザーとしての活動も行っています。彼女は、早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程で「朗読に関する考察〜声が語るもの〜」をテーマにした研究を行い、指導を受けました。

専門分野は音声言語教育論やメディア論、そしてコミュニケーション論です。

趣味・特技

原は、読書が大好きで、純文学や詩、サスペンスなど幅広いジャンルの本を多く読んでいます。映画鑑賞も趣味で、年間80本以上の映画を楽しむ一方、格闘技観戦や麻雀も趣味としています。特技としては、国語の教員免許を保持し、華道の未生流師範でもあります。また、社会教育主事補の資格も取得しています。

担当番組

テレビ神奈川（tvk）に在籍していたころの担当番組には、以下のようなものがあります。

• - TVグラフィックおしゃべりトマト（1983年4月から1995年9月29日の最終回までにVTR出演）
• - TVグラフィック42番街（隔週アシスタント 1985年9月～1987年）
• - YOKOHAMAベイサイドスタジオ（司会）
• - tvkニュース・天気（初めは天気担当、その後ニュースにシフト）
• - かながわTODAY（キャスター）
• - すこやかファミリー（司会）
• - 経済エクスプレス（キャスター）

また、フリーとしての活動としては、以下のような番組も手がけています。

• - 新春女優対談（NHK BS 司会）
• - 全国海づくり大会レセプション（天皇・皇后の列席にMC）
• - 神奈川ふれあいミーティング（MC）
• - ダ・カーポ コンサート（朗読・MC）

著書

原良枝は多くの著書も手がけています。主な著書には、以下のようなものがあります。

• - 『声の文化史―音声読書としての朗読―』(成文堂)
• - 『彼女の場合 神奈川・文学のヒロイン紀行』(かまくら春秋社、2006年1月5日、ISBN 4-7740-0315-8) — これは「おしゃべりトマト」で彼女自ら企画したコーナーが基になっています。
• - 共著『国際化の中の言葉と文化』(成文堂)
• - 共著『比較文化のすすめ』(成文堂)
• - 共訳『T.S エリオット―文化の定義のための覚書』(中央公論新社)

まとめ

原良枝は、フリーアナウンサーとしてのキャリアに加え、教育者や研究者としても幅広い活動を展開しています。彼女の専門的な知識と経験は、教育界やメディアにおいて多くの人々に影響を与え続けています。

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