原英里奈

原 英里奈（はら えりな）は、1982年9月1日生まれ、東京都国分寺市出身のフリーアナウンサーである。身長160cm、血液型はO型。日本女子大学文学部英文学科を修了し、現在はセント・フォースに所属している。

経歴

大学在学中からセント・フォースに籍を置き、学生向けコミュニティーサイト『キャンパスパーク』を通じてメディアに登場する機会もあった。また、学生時代にはテレビ朝日『鈴木タイムラー』でリポーターを務めたほか、フジテレビ739の『プロサッカーニュース』にも出演するなど、早くから放送業界での経験を積んだ。

大学卒業後の2005年4月、仙台放送に入社。同期には後にフリーアナウンサーとなる早坂まき子氏や、岩手めんこいテレビに移籍した気象予報士の吉田裕美氏（旧姓・高沢）がいた。仙台放送では多岐にわたる番組を担当し、地域に根ざした情報やニュースを伝えた。

主な担当番組には、『スポルたん！』や『速報スポルたん！』といったスポーツ関連番組のほか、リポーターとして出演した『ヨジテレビ！』、視聴者参加型の健康情報番組『川島隆太教授のテレビいきいき脳体操』がある。さらに、夕方のニュース番組『仙台放送スーパーニュース』で最新の出来事を伝え、情報ワイド番組『あらあらかしこ』（2009年4月から2011年4月まで担当）では、地域の生活情報などを提供した。東日本大震災発生後の2011年4月には、全国ネットのフジテレビ系情報番組『めざましテレビ』の企画「めざましさくらエイド」で、石巻市から桜の中継リポートを行った。

2008年には、名取市の市制50周年を記念した特別番組『もうひとつの熊野古道』の制作にも携わっている。

2011年7月31日をもって仙台放送を退職し、東京へ戻った。同年9月には、学生時代にも所属していたセント・フォースに再び所属することとなる。

フリーアナウンサーとしての活動再開後、2012年4月14日からはBS-TBSの情報番組『グローバルナビフロント』にて、進行役として登板。このポジションは、セント・フォースの先輩である相川梨絵氏から引き継いだものであり、国際情勢や経済などのニュースを分かりやすく伝える役割を担った。同番組には2014年9月27日放送分まで出演した。

また、スポーツ分野での経験を活かし、サッカー専門チャンネルの番組にも出演した。2013年3月3日から2014年7月30日まで、スカパー!およびBSスカパー!で放送された『速報Jリーグゴールハイライト』ではMCを務め、その日のJリーグ全試合のゴールシーンや結果を伝えた。

仙台放送時代からフリー転身後にかけて、報道、情報、スポーツ、教養番組など幅広いジャンルで活躍しており、安定したアナウンス力と親しみやすいキャラクターで知られる。

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