及位インターチェンジ

及位インターチェンジ（仮称）について

及位インターチェンジは、山形県最上郡真室川町の及位に位置する東北中央自動車道に設けられる予定のインターチェンジです。このインターチェンジは、主に主寝坂道路および真室川雄勝道路と接続する役割を果たすことを目的としていますが、現時点では未開通のため、暫定的に約1キロメートル南方に出入口が設けられています。

インターチェンジの設置位置

及位インターチェンジの設置予定地は、及位駅の近くで、具体的には北緯38度59分45秒、東経140度21分50秒という位置に設定されています。この位置にインターチェンジを設けることで、地域の交通利便性が向上すると見込まれています。

歴史的背景

及位インターチェンジ周辺の道路に関する計画は、1996年度に始まりました。同年度に主寝坂道路が事業化され、2000年度には工事がスタートしました。2005年11月5日には、インターチェンジからのアクセスを含む主寝坂道路の一部が開通しました。

さらに、2013年度には真室川雄勝道路に関する計画が進められるための調査が実施され、翌年には建設ルートに関する沿線住民へのアンケートが行われました。この際、全線自動車専用道路として新設する案と現道改良を行う案が提案されました。最終的に、2017年4月に全線自動車専用道路として新設するルートの事業が開始されました。

周辺環境とアクセス

及位インターチェンジの近くには、及位駅や加無山県立自然公園、雄勝峠などの観光名所が存在します。この地域は自然が豊かで、道路網が整備されつつあるため、訪れる人々にとっての利便性は高まっています。

交通アクセスとして、及位インターチェンジを降りて国道13号線を南へ進み、山形県道35号真室川鮭川線に入ると、真室川町北部を縦貫し、真室川市街に到達することができます。なお、県道真室川鮭川線にはバイパスが整備されており、大型車の通行が可能になっています。以前は、特定の区間で大型車の通行が禁止されていたため、交通制限に悩まされていましたが、現在は解消されています。これにより、地域の物流や観光などが促進されることが期待されています。

結論

及位インターチェンジは、未開通の道路との接続が予定されている重要なインフラとして、地域の経済や交通の発展に寄与すると考えられています。今後の開通に向けた進展が待たれるところです。

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