古今亭志ん五 (2代目)
二代目 古今亭 志ん五について
二代目 古今亭 志ん五（本名：内野 喜章、1975年6月16日生まれ）は、埼玉県川越市出身の著名な落語家です。落語協会に所属し、真打として活躍しています。彼の落語のスタイルは多岐にわたる作品を網羅しており、古典的な演目から新作まで幅広く演じています。志ん五という名前は彼の前師匠である初代古今亭志ん五から受け継いだもので、その名に恥じぬよう精進を続けています。
経歴
志ん五は1975年6月16日に誕生し、O型のふたご座で育ちました。1998年には立正大学法学部を卒業するも、その後は職を転々とする日々を送ります。ついに2003年に初代古今亭志ん五に入門し、前座名として「章五」を名乗ります。彼の落語界での成長は目を見張るもので、2006年には二ツ目に昇進し、「古今亭志ん八」を襲名しました。同年、彼は同期の落語家たちと共に「TEN」というユニットを結成します。2010年に初代志ん五が他界した後、彼は六代目古今亭志ん橋の門下に移ります。
2017年9月21日、志ん五は真打に昇進し、二代目古今亭志ん五の名跡を受け継ぎます。この際、出囃子も初代志ん五の妻が提案した『ゲイシャワルツ』に変更しました。
芸歴
彼の芸歴は以下のように展開されています。
- - 2003年: 初代古今亭志ん五に入門し「章五」を名乗る。
- - 2006年11月: 二ツ目に昇進し「志ん八」を襲名。
- - 2010年: 初代志ん五の死去に伴い、六代目古今亭志ん橋の元で学ぶ。
- - 2017年9月: 真打昇進と共に二代目古今亭志ん五を名乗る。
受賞歴
志ん五の落語家としてのキャリアの中で、いくつかの受賞歴があります。
- - 2008年: 「さがみはら若手落語選手権」で決勝進出。
- - 2010年: 「TENプレゼンツ大ネタ10分バトル」で優勝。
- - 2019年1月: 平成30年度「国立演芸場・花形演芸大賞」銀賞獲得。
- - 2020年: 令和元年度「国立演芸場・花形演芸大賞」金賞受賞。
- - 2022年: 令和3年度「国立演芸場・花形演芸大賞」でも金賞を受賞。
演目
志ん五の演じる作品には、以下のような古典的な落語があげられます。
プライベートエピソード
彼の個人的な逸話として、小学5年生の際に50メートルを5秒台で走ったことや、6年生で学級委員長に立候補し、たった一票しか得られずに落選したことが挙げられます。こうしたエピソードからも、志ん五のユニークな人間性が垣間見えます。
メディア出演
志ん五は落語の舞台以外にも活躍しており、TVやラジオ、雑誌などにも出演しています。特に、JCN川越の「ちょっ蔵お出かけ!まちかど情報局」にはレギュラー出演中であり、地域に密着した活動を行っています。また、映画「の・ようなもの」の中では創作落語の演じ手としても登場しています。彼の多彩な才能は、落語界だけでなく他のメディアでも幅広く認知されています。
外部リンク
このように、二代目古今亭志ん五は落語家としてだけでなく、様々なメディアでの活動を通じてその存在感を示し続けています。落語の魅力を広める彼の今後の活躍が楽しみです。
もう一度検索
【記事の利用について】
タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。
【リンクついて】
リンクフリーです。