古屋剛

古屋 剛（ふるや つよし）

出身地: 東京都立川市
生年月日: 1970年4月13日
ポジション: 内野手
投打: 右投右打

来歴

プロ入り前

古屋剛は駿台甲府高等学校を卒業後、拓殖大学に進学し、その後新日鉄君津で野球を続けました。1995年には都市対抗野球において、川鉄千葉の補強選手として出場し、見事にベスト4進出を果たし、優秀選手に選ばれるという輝かしい成績を収めました。また1996年の都市対抗野球でも松中信彦や森慎二と共に活躍し、ベスト8に進出しています。その年のプロ野球ドラフトで、西武ライオンズから7位指名を受けて入団。プロ入りは26歳と、他の選手に比べ比較的遅いスタートとなりました。

西武時代

古屋は1998年に一軍に初出場を果たしました。2001年から2003年までは3シーズン連続で開幕一軍入りを達成しました。特に2002年には、4月13日の福岡ダイエーホークス戦でプロ初本塁打を記録するなど、期待の若手選手として注目を集めました。しかし、一軍に定着することはできず、特に2003年にはケガに悩まされ、わずか4試合の出場となってしまいました。続く2004年シーズン中に一軍出場を果たせず、球団から戦力外通告を受け、その年限りで現役を引退することとなりました。

現役引退後

プロ野球選手としてのキャリアを終えた後、古屋は2009年から四国・九州アイランドリーグの長崎セインツでコーチに就任しました。翌2010年5月1日には監督に昇格しましたが、成績不振により解任されました。その後、2011年には三重スリーアローズでコーチとなり、同年に監督代行を経て正式に監督職を任されます。しかし、11月にはチームが解散したため、退任しました。

2013年からは埼玉県比企郡鳩山町にあるMAGUS（メガス）ベースボールスクールで主任コーチとして指導にあたります。また、2019年には神奈川県で活動する社会人クラブチームのJFAM EMANON（2021年からはジェイファム）の監督に就任し、チームの指揮を執りましたが、2023年12月にチームが休部することとなり、その際に監督を退任しました。

記録

• - 初出場: 1998年5月6日 対オリックス・ブルーウェーブ
• - 初先発出場: 1998年5月7日 対オリックス・ブルーウェーブ
• - 初打席: 同上
• - 初安打: 同上
• - 初盗塁: 1999年4月14日 対大阪近鉄バファローズ
• - 初本塁打: 2002年4月13日 対福岡ダイエーホークス

背番号

• - 61 （1997年 - 2001年）
• - 45 （2002年 - 2004年）
• - 70 （2009年 - 2010年）
• - 71 （2011年）

多岐にわたる経験を持つ古屋剛は、選手としてだけでなく、指導者としても多くの実績を残し、多くの若手選手を育成してきました。

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