古江バイパス

古江バイパスについて

古江バイパスは、鹿児島県鹿屋市白水町を起点とし、垂水市新城に至る、全長約8kmの国道220号のバイパス道路です。このバイパスは、交通の円滑化と安全性の向上を目的として建設されました。

概要

起点: 鹿児島県鹿屋市白水町
終点: 鹿児島県垂水市新城
全長: 7.6km
規格: 第3種2級
道路幅員: 15.0m
車線数: 2車線
車線幅員: 3.25m
設計速度: 60km/h
事業費: 約165億円

当初の計画では、道路幅員18.0m、車線幅員3.5mで設計されていましたが、コスト削減のため、現在の仕様に変更されました。現在、起点側の白水町から古里町までの区間（2.3km）は事業中で、2025年度の開通が予定されています。

開通状況

2008年3月30日には、終点側の3.9km区間が供用を開始しました。これにより、旧道にあった急勾配や急カーブが連続する「古江坂」を回避することが可能となりました。開通当初は、大型車は市道白水近在線を経由する必要がありましたが、2011年3月6日には鹿屋市古里町から同市花岡町間（1.3km）が開通し、直接現道に接続できるようになりました。

主な接続道路

古江バイパスは、以下の道路と接続しています。

国道220号（鹿屋バイパス）
鹿屋市道小野原白水線
国道220号（現道）
鹿屋市道白水近在線
鹿屋市道花里線
鹿屋市道根木原線
鹿屋市道小島根木原線
国道220号（現道）

古江バイパスの意義

古江バイパスの開通は、地域の交通事情に大きな変化をもたらしました。特に、旧道「古江坂」の危険な区間を回避できるようになったことは、安全性向上に大きく貢献しています。また、鹿屋市と垂水市間の移動時間が短縮され、地域間の連携が強化されました。

今後の展望

現在事業中の起点側区間（白水町～古里町）の開通により、古江バイパスは全線開通となります。これにより、更なる交通の円滑化と地域経済の活性化が期待されています。

関連情報

関連項目:
九州地方の道路一覧
国道220号
バイパス道路
外部リンク:
大隅河川国道事務所
一般国道220号古江バイパス (PDF)

古江バイパスは、地域の生活を支える重要なインフラとして、今後もその役割を果たし続けるでしょう。

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