台北捷運中和線

中和線

中和線は、台湾の台北市と新北市永和区・中和区を結ぶ台北捷運（MRT）の路線です。全長5.4kmの全線が地下区間であり、標準軌（1,435mm）を採用しています。電化方式は直流750Vの第三軌条方式で、列車は右側通行で運転されます。

概要

中和線は、新荘線、蘆洲線と合わせて「中和新蘆線」として一体的に運行されています。電車の直通運転は、終点の古亭駅から新荘線の輔大駅、蘆洲線の蘆洲駅まで行われています。2012年9月29日以前は、新店線を経由し淡水線の北投駅まで直通運転を行っていました。これは、現在の運行形態を理解する上で重要なポイントです。

路線データ

駅数: 5駅
軌間: 1,435 mm（標準軌）
電気方式: 直流750 V（第三軌条方式）
複線区間: 全線
地下区間: 全線
走行方向: 右側通行

沿革

中和線の開業から現在に至るまでの主な出来事をまとめました。

1998年12月24日: 古亭駅 - 南勢角駅間が開業。同時に新店線・淡水線を経由し、淡水駅までの直通運転を開始。
1999年11月11日: 直通運転区間を北投駅 - 南勢角駅区間に変更。
2012年9月30日: 新荘線延伸開業に伴い、新荘線・蘆洲線との直通運転を開始。同時に新店線・淡水線との直通運転を廃止。この変更により、運行系統が大きく変わりました。

運転

2012年10月現在、中和線の運行時間は6:00から24:00までです。列車は概ね4～5分間隔で運行され、平日のラッシュ時には3分間隔で運行されています。全ての列車が各駅に停車します。23:00以降は運転本数が徐々に減少します。時刻表は公表されていませんが、各駅のホームと改札周辺には、次の列車が到着するまでの残り時間を5秒単位で表示する案内表示があります。

設備

中和線の駅は全て地下にあり、右側通行、第三軌条方式（直流750ボルト）、軌間1435ミリメートル、ATO方式、ワンマン運転という特徴があります。バリアフリー化が進められており、車椅子利用者も安心して利用できます。駅構内には、新聞の自動販売機はありますが、売店や飲料などの自動販売機は設置されていません。

車両

中和線では、C371型車両が6両編成で使用されています。淡水線との直通運転時代には、C301型車両が使用されていました。

駅一覧

（駅名一覧は省略。必要に応じて追記）

関連項目

台鉄中和線

外部リンク

台北捷運公司（繁体字中国語）
台北捷運公司（日本語）
* 台北捷運公司（英語）

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