台24線

台24線は、屏東県屏東市を起点とし、同県霧台郷阿禮を終点とする台湾の省道です。かつては、屏東県と台東県を繋ぐ「新南部横貫公路（新南横公路）」の一部として重要な役割を担っていました。しかし、2011年3月28日に阿禮から知本間の区間が廃止されたため、現在の路線は屏東県内に限定されています。

概要

現在の台24線の全長は47.474kmで、廃止区間や他路線に編入された区間を除いたものです。起点は屏東県屏東市（台3線との交差点）で、終点は屏東県霧台郷阿禮です。かつては、屏東県霧台郷阿禮から台東県卑南郷、そして台東市へと続く区間がありましたが、これは未開通のままで廃止されました。

歴史

台24線は、もともと新南部横貫公路計画の一部として整備が進められました。この計画は、台湾南部を東西に横断する新たな道路を建設するもので、台24線はその重要な一部を担っていました。しかし、様々な要因により、計画は完全には実現せず、一部区間が未開通のまま廃止されることとなりました。

通過する自治体

現在、台24線が通過する自治体は以下の通りです。

屏東県
屏東市
長治郷
塩埔[[郷]]
内埔[[郷]]
三地門[[郷]]
霧台郷阿禮

未開通区間

かつて存在した未開通区間は以下の通りです。

屏東県霧台郷阿禮 - 台東県卑南郷 - 台東県台東市

接続する道路

台24線は、以下の高速道路と接続しています。

* 国道3号：長治IC

その他

台24線は、かつては屏東県内と台東県内を繋ぐ重要な路線として計画されましたが、現在は屏東県内の山間部を結ぶ道路として利用されています。新南部横貫公路計画は未完のままとなり、現在では「新南横公路」という名称は、主に他の路線のことを指すことが多くなっています。

台24線の未開通区間は、険しい地形や自然環境の保護などの問題から、今後の建設は困難とされています。しかし、屏東県内の山間部を結ぶ重要な道路として、地元住民の生活や観光に貢献しています。

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