合同神学大学院大学校

合同神学大学院大学校について

合同神学大学院大学校（がたんしんがくだいがくいんだいがっこう、Hapdong Theological Seminary）は、大韓民国の京畿道水原市に設立された、韓国イエス教長老会に属する神学校です。主に聖書的改革主義に基づいた神学を学ぶ場所となっており、特に教団の役職者や牧会者の育成に重点を置いています。2025年3月より、安相赫博士が総長を務めています。

歴史

この学校の起源は1980年11月11日にさかのぼり、河頸朴允善博士を中心に、韓国の著名な神学者たちによって設立された「合同神学院」に始まります。この学院は、最初はソウル特別市の南ソウル教会の地下室に位置していました。さらに、1984年12月21日には名称を「合同神学校」に変更し、1985年には水原市に移転しました。

1996年には大学院大学としての認可を受け、「合同神学大学院大学」に改名し、1997年には現在の校名である「合同神学大学院大学校」に改称しました。2022年の時点で在籍生徒数は316名、教員スタッフは専任18名、非常勤28名でした。

教職員の組織

学問の発展のために、合同神学大学院大学校では、それぞれの時代に応じた役職が設けられています。合神大学院時代には院長が任命され、後に校長となり、さらに合同神学大学院大学校への改編に伴い学長職が設立され、最終的には総長が任命されるという流れになっています。総長は学内の教育・業務の監督をするだけでなく、大学の代表としての役割も果たします。

歴史的には朴允善や安相赫を含む多くの名だたる総長がこの大学を支えてきました。

教育課程

本校は専門的な神学教育を担うため、碩士課程（修士）と博士課程を提供しており、主に牧会学科と神学科の二つの学科があります。神学科の一部では、碩士・博士の統合課程も設けており、学生が効率的に学ぶことができるよう配慮されています。

キャンパス環境

合同神学大学院大学校のキャンパスは、京畿道水原市遠川洞に位置し、約10万平方メートルの敷地を占めています。周辺は都市の郊外にあり、各種インフラが整備されています。近隣には教育機関、小花初等学校や国土地理情報院があり、学生にとっても利便性の高い環境です。学校の向かい側には亜洲大学校があり、新盆唐線の光教中央駅（亜洲大）とも隣接しています。

まとめ

合同神学大学院大学校は、韓国の改革派教会の教育機関として、未来の教会指導者を育てる重要な役割を果たしています。聖書に基づいた教育を通じて、学生たちが教会や地域に貢献できるよう、質の高い神学教育を提供しています。

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