吉井英昭

吉井 英昭

吉井 英昭（よしい ひであき）氏は、1972年4月3日に北海道で生まれた日本の元プロ野球選手です。現役時代のポジションは投手でした。現在は、千葉ロッテマリーンズの打撃投手として、チームの練習を支えています。

来歴と人物

吉井氏は北海道苫小牧工業高等学校で野球に打ち込みました。高校2年生だった1989年には、春の選抜高等学校野球大会に出場するチームの一員でしたが、残念ながらご本人の試合への出場機会はありませんでした。3年生に進級すると、道内でも有数の好投手として注目される存在となりましたが、最後の夏は南北海道大会の準々決勝で惜しくも敗退しました。

高校卒業後、1990年のプロ野球ドラフト会議にて、ロッテオリオンズから4位指名を受け、プロ野球の世界へ進みました。プロ入り当初の背番号は「66」でした。プロ入りから数年間は二軍での調整が続きましたが、プロ4年目にあたる1994年シーズンに念願の一軍初登板を果たしました。この1994年シーズンは、合計で13試合に登板し、プロの舞台でマウンドを経験しました。

しかし、プロとしての一軍登板はこの1994年シーズンが中心となり、翌1995年シーズンをもって現役生活に区切りをつけました。現役引退後、吉井氏はそのままロッテ球団に残る道を選び、チームをサポートする打撃投手として新たなキャリアをスタートさせました。

打撃投手としては、選手時代よりもはるかに長い期間にわたってチームに貢献しています。背番号も打撃投手転身後に何度か変更されており、1999年から2018年までの間は「109」を着用していました。そして、2025年からは新たな背番号「119」を使用しているようです（情報の通りに記述しています）。長年にわたり、チームの打撃練習相手を務め、選手の育成や調整に不可欠な役割を果たしています。現在も千葉ロッテマリーンズの打撃投手として活動しており、その経験と技術でチームを支え続けています。

詳細情報

年度別投手成績

（※詳細な年度別成績については、NPB公式サイトなどを参照してください）

記録

初登板: 1994年4月13日に行われた対近鉄バファローズ1回戦（藤井寺球場）において、8回裏1死の場面で4番手投手としてマウンドに上がり、試合終了まで投げました。この時の投球内容は、2/3回を投げて1失点でした。

背番号

吉井氏がプロ野球人生で使用した背番号は以下の通りです。

66 （1991年 - 1995年） - 現役選手時代
109 （1999年 - 2018年） - 打撃投手時代
119 （2025年 - ） - 打撃投手時代

関連項目

北海道出身の人物一覧
千葉ロッテマリーンズの選手一覧

外部リンク

* 個人年度別成績 吉井英昭 - NPB.jp 日本野球機構

（本記事の情報は公開されているデータに基づいています。）

もう一度検索