吉岡世起

吉岡世起のプロフィール

吉岡世起（よしおか せいき）は、1988年1月5日生まれの日本人プロレスラーで、熊本県熊本市出身です。彼は医師の家系に生まれ、両親と2人の兄が全て医師であるという異色の経歴を持っています。吉岡は薬剤師としての資格を有し、学業とプロレスを両立させる独特のキャリアを築いています。

学生時代とプロレスへの志

吉岡のプロレスキャリアは、幼少期からの憧れに始まります。小学校時代に武藤敬司を見て感銘を受け、中学3年生のときにはトリプルHの復帰を目の当たりにし、プロレスラーになるという夢を決意しました。熊本高等学校ではテコンドーにも取り組みました。大学ではプロレス団体が運営するレスラー養成ジムに通うことを考え、岡山大学薬学部に進学しました。

レッスルゲートでのデビュー

2007年、吉岡はレッスルゲートに入門し、2008年にデビューを果たします。彼はその後リングネームをSEIKIに変更し、2011年にはタッグ選手権で博多タッグ王座を獲得します。このタッグチームは2012年まで保持されました。全日本プロレスでも前座試合に参加し、着実に経験を積んでいきました。

WRESTLE-1での活躍

2013年、吉岡はWRESTLE-1に移籍し、新たなステージでの挑戦が始まります。彼はシングルマッチやタッグマッチでの活躍を通じて成長し、若手選手の中でも群を抜いた才能を発揮しました。2014年にはWRESTLE-1のエクストリームロイヤルを制し、TNA Xディヴィジョン王座挑戦権も手に入れます。新ユニット「ジャケッツ」ではUWA世界6人タッグ王座を獲得し、2016年に「NEW ERA」に参加。シングルプレイヤーとしても活躍し、クルーザー王座に何度も挑戦するなど、その存在感を示しました。

プロレスリング・ノアへの移籍

2020年、吉岡はプロレスリング・ノアに移籍し、NOAHジュニアタッグ王座に挑戦するなど、新たな環境での競争が始まります。2021年にはGHCジュニアヘビー級王座を獲得し、今度はその価値を証明しました。その後、ノア内でのユニット移動や仲間割れも経験しながら、ユニット活動を通じて多くの経験を積んでいきました。

新たなチャレンジと将来への期待

吉岡は2023年にNOAHを退団し、フリーとしての選択肢を広げました。2024年から様々な団体への参戦を決定し、新たな目標追求に向けて意気込みを見せています。彼の活動は、多くのファンから注目され続けており、今後の活躍にも期待が寄せられています。さらに、プロレス以外にもフィジーク大会への参加を計画していることから、多才な一面も覗かせています。

吉岡の技とスタイル

吉岡は特に蹴り技を得意としており、独自のスタイルで観客を魅了しています。フィニッシュ技にはクラッシュドライバーを用い、そのダイナミックな演技が高く評価されています。彼の多様な技や戦略は、彼の試合をよりドラマティックにしています。

結論

吉岡世起は、医者一家に生まれながらも、プロレス界で独自の道を歩んできた選手です。今後の展開に目が離せない注目選手であり、彼の新たな挑戦に期待が高まります。

もう一度検索