吉川豊(よしかわ ゆたか)
日本の
漫画家、吉川豊について解説します。
プロフィール
出生年: 1958年
出身地:
神奈川県平塚市
学歴: 中央大学 経済学部 卒業
来歴
吉川豊は、中央大学卒業後、本格的に漫画家としての活動を開始しました。初期には永井豪のダイナミックプロに所属し、漫画家としての基礎を築きました。
1985年からは独立し、フリーの漫画家として活動しています。1990年代後半から2000年代前半にかけては、家の光協会が発行する子供向け雑誌『ちゃぐりん』にて、人気シリーズ『ドキドキ!』シリーズのうちの以下の作品を連載し、子供たちの人気を集めました。
『ドキドキ!SF王国』
『ドキドキ!ぜつめつ動物園』
『ドキドキ!どうぶつSOS』
『ドキドキ!サバイバル分校』
主な作品
吉川豊は、学習漫画を数多く手掛けていることでも知られています。特に、たかしよいちとの共同制作による『まんが世界ふしぎ物語』シリーズは、子供たちに科学への興味を抱かせるきっかけとなりました。その他、歴史を題材にした作品も多く、子供たちの学習意欲を高めることに貢献しています。
単独執筆作品
『旗日なふたり』(1985年、
週刊少年ジャンプ掲載 - 未単行本化)
『まんが人間の歴史』シリーズ(1994年 - 1997年、理論社)
『ドキドキ!』シリーズ(1999年 - 2008年、
理論社)
『ドキドキ!ふしぎトラベル』(1999年)
『ドキドキ!モンスター博物館』(2000年)
『ドキドキ!SF王国』(2000年)
『ドキドキ!妖怪めぐり』(2000年)
『ドキドキ!ぜつめつ動物園』(2001年)
『ドキドキ!どうぶつSOS』(2002年)
『ドキドキ!サバイバル分校』(2003年)
『ドキドキ!イソップ物語』(2006年)
『ドキドキ!忍者教室』(2006年)
『ドキドキ!ミイラ大集合』(2007年)
『ドキドキ!魔法修行』(2007年)
『ドキドキ!仙人伝説』(2007年)
『ドキドキ!占いってなんだ?』(2007年)
『ドキドキ!宇宙人っているの?』(2008年)
『まんが生命のふしぎ』シリーズ(2002年 - 2005年、理論社)
『まんがことわざ研究所』シリーズ(2005年 - 2006年、
理論社)
『まんが新・世界ふしぎ物語』シリーズ(2008年 - 2009年、理論社)
ひみつシリーズ『地震のひみつ』(2013年、学研プラス)- 翠川三郎、瀧本浩一監修
『まんが化石動物記』シリーズ(1988年 - 1990年、理論社)
『まんが世界ふしぎ物語』シリーズ(1990年 - 1992年、
理論社)
* 『まんが世界なぞのなぞ』シリーズ(1992年 - 1994年、
理論社)
吉川豊の作品は、子供たちに知識を与え、知的好奇心を刺激する良質な
学習漫画として、高く評価されています。