吉田ふるさと村

株式会社吉田ふるさと村

株式会社吉田ふるさと村は、島根県雲南市吉田町に本社を構え、地域に根ざした事業を展開する企業です。1985年、雇用創出と地域経済の活性化を目的に、旧吉田村（現雲南市吉田町）と地域住民の出資によって設立されました。

事業概要

吉田ふるさと村は、農産加工品の製造・販売を主軸に、水道工事、雲南市民バスの運行受託、カフェや国民宿舎の運営など、多岐にわたる事業を手がけています。地域住民の生活を支えるインフラから、観光振興まで、幅広い分野で地域に貢献しています。

農産加工品

主力事業である農産加工品製造においては、数々のヒット商品を生み出しています。特に、2002年に発売された卵かけご飯専用醤油「おたまはん」は、メディアに取り上げられ、累計270万本以上を売り上げる大ヒットとなりました。その他にも、地元の餅米を使用した「杵つきまる餅」や、むらおこし特産品コンテストで全国連会長賞を受賞した調味料「青とうがらし＆ニンニク」など、60種類以上の商品を製造・販売しています。

多様な事業展開

農産加工品の製造・販売以外にも、地域に密着した事業を展開しています。

水道部: 水道工事や水道施設の管理を行い、地域住民の生活を支えています。
バス事業部: 雲南市民バスの運行を受託し、広域路線バスやデマンドバスを運行。地域住民の移動手段を確保しています。
原料生産部: 農作物の栽培を行い、農産加工品の原料を自社で生産しています。
観光事業部: 旅行業の登録を行い、観光事業を展開。国民宿舎清嵐荘の管理運営や、カフェ「～Unnan Otama Cafe～おたまはん」の運営を通じて、観光客をもてなしています。

沿革

1985年4月: 株式会社吉田ふるさと村設立
1985年9月: 農産加工第1工場竣工
1985年12月: 事務所及び農産加工第2工場竣工
1991年3月: 建設業管工事業許可認可
1991年12月: 建設業水道施設工事業許可認可
1995年9月: 農林水産物処理加工施設竣工
2008年8月: 原料生産部（農業部門）を新設
2009年7月: 観光事業部を新設
2010年3月: 第三種旅行業登録・営業開始
2010年8月: 飯匠 お玉はん（現；～Unnan Otama Cafe～おたまはん）オープン

テレビ出演

日経スペシャル カンブリア宮殿 田舎に日本の未来SP 第1弾 ～人口減に挑む地元愛～（2015年6月4日、テレビ東京）

関連情報

第三セクター
雲南市

外部リンク

吉田ふるさと村
* 国民宿舎 清嵐荘

吉田ふるさと村は、地域資源を活かし、多角的な事業展開によって地域経済の活性化に貢献する企業として、今後もその役割を果たしていくことが期待されます。

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