名古屋テレビニュースシャトル

名古屋テレビニュースシャトル

『名古屋テレビニュースシャトル』は、1989年4月3日から同年9月29日までの間、名古屋テレビで放送された中京圏向けのニュースワイド番組です。放送は平日の夕方6時から50分間行われ、地域の重要なニュースを生放送で提供しました。この番組は、約1年半放送されていた『Nagoya TV ニュース広場』の後を受けてスタートしました。

番組は二部構成で放送されていました。前半では、テレビ朝日が制作した全国ニュース番組『ニュースシャトル ANN』を取り上げて放送し、18時から19時20分に放送されました。後半は、名古屋テレビのスタジオから東海三県のニュースを伝える形式です。特に、この地域の視聴者に親しまれたローカルニュースを強調する姿勢が評価され、情報提供に努めていました。

番組のオープニングには、名古屋テレビがクレジットされているCGアニメーションが使用されており、視聴者に遊び心ある印象を与えていました。 しかし、全国ニュース『ニュースシャトル ANN』が『600ステーション』に移行したため、同番組はわずか半年で放送を終了しました。その後、同年の10月2日から1991年3月29日には『名古屋テレビ600ステーション ANN』として、新たに放送が行われました。

この番組の放送時間は、月曜日から金曜日の18:00から18:50までの間で、最終回直後には『ヤン坊マー坊天気予報』が続いていました。『名古屋テレビニュースシャトル』のキャスターには、名古屋テレビのアナウンサーである岡田将雄さんと安井由美さんが担当しており、彼らは前番組から続投していました。彼らはこの番組の最終回をもって、夕方のローカルワイドニュースのメインキャスターを降板しました。

3つの関連番組があり、前番組には『Nagoya TV ニュース広場』、後番組には『名古屋テレビ600ステーション』があり、いずれも名古屋地域に特化した放送内容を特徴としています。このように、『名古屋テレビニュースシャトル』は名古屋での地域報道に貢献した重要な番組の一つと言えるでしょう。

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