Nagoya TV ニュース広場について
『Nagoya TV ニュース広場』は、名古屋テレビで
1987年から
1989年にかけて放送された夕方のニュースワイド番組です。この番組は、全国ニュース『
ANNニュースレーダー』の後に、名古屋地域のローカルニュースを提供するために制作されました。番組は
平日夕方6時25分から18時45分の間に
生放送され、名古屋テレビのニューススタジオからリアルタイムに情報が届けられました。
番組の始まりと背景
『Nagoya TV ニュース広場』は、前番組の『ANN
Nagoya TV ニュースJUST6』に代わってスタートしました。これは、夕方6時から放送されていた『
ANNニュースレーダー』が新しい番組編成に伴い、翌年からの『
ニュースシャトル ANN』の開始により放送が終了したためです。この流れの中で、名古屋テレビは独自のローカルニュース枠を確保する必要がありました。
放送内容と編成
『Nagoya TV ニュース広場』では、東海地方のニュースや
天気予報を中心に、地域住民に必要な情報が提供されました。特に、時折放送時間が夕方6時に前倒しされることがありました。これは、名古屋テレビが夕方の
スーパー戦隊シリーズの再放送を行う代わりに、全国ニュースが遅れて放送されるといった調整が行われたためです。
番組は、重大な事件や事故が発生した際には、テレビの編成を変更し、通常の番組を休止してニュースを優先して伝えることもありました。特に
1988年に起きた「上海列車事故」を受け、名古屋テレビは迅速に対応し、ニュースを最優先する方針をとりました。
終焉とその後
1989年4月3日には、放送時間がさらに早まることとなり、名古屋テレビのローカルニュースは『名古屋テレビ
ニュースシャトル ANN』に内包される形で急遽変更されました。この変更に伴い、『Nagoya TV ニュース広場』としての放送は終了しましたが、当番組にフューチャーされたキャスターは、後番組でも引き続き出演し、地域のニュースを伝え続けました。
キャスト
番組のキャスターは、名古屋テレビアナウンサーの岡田将雄氏と安井由美氏が務め、放送開始から終了までの約1年半を共にしました。彼らはその後もローカルニュースを担当することになります。
まとめ
『Nagoya TV ニュース広場』は、名古屋テレビの歴史の中で貴重な役割を果たした番組であり、ローカルニュースの重要性を再確認させる一因となりました。その後も放送された『名古屋テレビ
ニュースシャトル』では、地域の情報がより円滑に伝えられるようになり、視聴者のニーズに対応していきました。