名古屋国税局

名古屋国税局について

名古屋国税局（なごやこくぜいきょく）は、愛知県名古屋市中区に位置する国税庁の地方支分部局で、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県の四つの県を担当しています。東海地方の租税関連業務を円滑に行うため、税務署やさまざまな部門が連携して運営されています。

組織構成

名古屋国税局は、以下のような主な組織から構成されています。

• - 局長
• - 総務部

- 総務課
- 人事第一課
- 人事第二課
- 会計課
- 企画課
- 厚生課
- 事務管理課
- 税務相談室
- 国税広報広聴室
- 税理士監理官
- 人事調査官
- 営繕監理官

• - 課税第一部

- 課税総括課
- 審理課
- 個人課税課
- 資産課税課
- 機動課
- 資料調査第一課
- 資料調査第二課
- 国税訟務官室
- 資産評価官
- 統括国税実査官

• - 課税第二部

- 法人課税課
- 消費税課
- 資料調査第一課
- 資料調査第二課
- 酒税課
- 鑑定官室
- 統括国税実査官
- 調査部門（間接諸税）
- 調査部門（酒税）
- 酒類業調整官

• - 徴収部

- 管理運営課
- 徴収課
- 機動課
- 集中電話催告センター室
- 特別整理総括課
- 国税訟務官室
- 納税管理者
- 特別国税徴収官
- 特別整理第一部門〜特別整理第四部門

• - 調査部

- 調査管理課
- 広域情報管理課
- 調査総括課
- 調査審理課
- 国際調査課
- 調査開発課
- 特別国税調査官
- 調査第一部門〜調査第十部門

• - 査察部

- 査察管理課
- 査察総括第一課
- 査察総括第二課
- 資料情報課
- 特別国税査察官
- 査察第一部門〜査察第九部門

管内税務署

名古屋国税局の管轄には、以下の税務署があります。

岐阜県

• - 岐阜北税務署（岐阜市）
• - 岐阜南税務署（岐阜市）
• - 大垣税務署（大垣市）
• - 高山税務署（高山市）
• - 多治見税務署（多治見市）
• - 関税務署（関市）
• - 中津川税務署（中津川市）

静岡県

愛知県

三重県

• - 津税務署（津市）
• - 四日市税務署（四日市市）
• - 伊勢税務署（伊勢市）
• - 松阪税務署（松阪市）
• - 桑名税務署（桑名市）
• - 上野税務署（伊賀市）
• - 鈴鹿税務署（鈴鹿市）
• - 尾鷲税務署（尾鷲市）

歴代局長

名古屋国税局長は、政令で指定された職にあり、東京国税局や大阪国税局以外のすべての国税局長と同様の位置づけです。具体的には札幌、仙台、関東信越、金沢、広島、高松、福岡、熊本などの国税局長もこの指定職に含まれます。

教育活動

名古屋国税局は、租税教育の一環として商業高等学校生徒向けの職場体験やインターンシップを実施しています。この活動を通じて、学生たちに税に関する理解を深めることを目指しています。

最新の課題

最近、同国税局管内の税務署において外国人納税者に関する個人情報が保管されていたことが問題となりました。この情報には国籍や外国人登録番号が含まれており、行政機関個人情報保護法に抵触する恐れが指摘されています。この件は、過去の確定申告の重複申請を防ぐためとの理由で行われたとされていますが、専門家からは批判も寄せられています。さらなる議論が必要とされています。

まとめ

名古屋国税局は、地域における税務機関として重要な役割を果たしており、組織としてしっかりとした体制を整えています。また、租税教育や社会との関わりにも力を入れており、今後も地域貢献を続けていくことが求められています。

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