名古屋市立千音寺小学校

名古屋市立千音寺小学校

名古屋市中川区千音寺4丁目147番地に所在する公立小学校です。

歴史

千音寺小学校の起源は、1873年（明治6年）10月1日に設立された謙慎学校に遡ります。当初は行雲寺を仮校舎とし、地域の私塾や寺子屋を統合する形で開校しました。1876年（明治9年）には、地名にちなんで「千音寺学校」と改称されました。

1878年（明治11年）には校舎を赤星浦に移転し、1892年（明治25年）には赤星尋常小学校と名称を変更。1907年（明治40年）に再び千音寺尋常小学校へと名称を戻しました。国民学校令が施行された1941年（昭和16年）には千音寺国民学校、戦後の学制改革により1947年（昭和22年）には千音寺小学校と改称されています。

1953年（昭和28年）に現在の場所へ移転し、1955年（昭和30年）10月1日には海部郡富田町の名古屋市への編入に伴い、名古屋市立千音寺小学校となり、現在に至ります。

1972年（昭和47年）には分校が設置されましたが、1978年（昭和53年）に名古屋市立赤星小学校として分離独立したため、学区が分割されています。

児童数の変遷

『愛知県小中学校誌』（2018年）によると、児童数は時代とともに変動しています。

通学区域

名古屋市教育委員会の定める通学区域は以下の通りです（2024年11月23日現在）。

千音寺四丁目
千音寺五丁目
長須賀一丁目（一部）
新家二丁目（一部）
服部一丁目
服部二丁目（一部）
服部三丁目
服部四丁目
服部五丁目
七反田町
吉津二丁目（一部）
吉津三丁目（一部）
吉津四丁目
吉津五丁目
富田町大字千音寺（字十六割・字三ノ坪・字西福正・字東福正・字南島・字向江・字諸桑）の全域
富田町大字千音寺仏供田の一部
大字服部（字鵜ノ首・字君矢田）の全域

卒業後の進学先は、名古屋市立はとり中学校です。

交通アクセス

名古屋市営バス「千音寺」停留所が最寄りです。
名鉄バス（岩塚線）の「千音寺」停留所もほぼ同じ場所にあり、利用可能です。

参考文献

中川区制50周年記念誌編集委員会 編『中川区史』中川区制50周年記念事業実行委員会・中川区役所、1987年10月1日。
六三制教育七十周年記念 愛知県小中学校誌 合同記念誌編集特別委員会 編『六三制教育七十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校校長会・名古屋市立小中学校長会、2018年2月15日。

関連項目

愛知県小学校一覧

外部リンク

* 公式ウェブサイト

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