名古屋港郵便局

名古屋港郵便局の概要



名古屋港郵便局(なごやみなとゆうびんきょく)は、愛知県名古屋市港区に存在する重要な郵便局です。開局以来、地域の郵便業務を支え続けており、その歴史は1950年昭和25年)に遡ります。当初は港区熱田前新田の地に設立されましたが、1956年に南陽郵便局から集配業務を引き継ぎました。

住所




名古屋港郵便局には分室は存在しませんが、かつては埠頭分室が設けられており、2007年に廃止されました。

歴史的な沿革



名古屋港郵便局は、1950年に開局し、以来数々の業務を展開してきました。1958年には電話通話や国内および国際電報の取り扱いを開始しましたが、1961年には国際電報業務が廃止され、その後も内国欧文電報、和文電報の受付を次々と終了しました。1966年には埠頭分室が設置され、特定の郵便物の取り扱いが行われました。また、1968年には局舎が新たに落成し、業務の拡充が図られました。

1996年には、外国通貨の両替や旅行小切手の売買業務が開始され、近年では2012年日本郵便株式会社の発足とともに、名古屋港支店が統合されました。その後、ゆうゆう窓口の24時間営業が終了し、特定の業務が変更されるなど、時代の変化に対応した運営を行っています。

取扱内容



名古屋港郵便局では多岐にわたるサービスを提供しています。具体的には、郵便物の発送や印紙、ゆうパックの取り扱いに加え、以下の金融業務も行っています。

また、生命保険自動車保険、引受条件緩和型医療保険などの保険関連業務も網羅しており、地元の公共団体の事務処理も行っています。名古屋市バスや電車利用券などの交付も担当しています。

周辺環境



名古屋港郵便局の近くには、名古屋市港区役所や名古屋市立港図書館、中部労災病院など、多くの施設があります。また、国道154号線やららぽーと名古屋みなとアクルスといった交通アクセスも良好で、地域の生活インフラとして重要な役割を果たしています。

アクセス



名古屋港郵便局へのアクセスは非常に便利です。名古屋市営地下鉄名港線の港区役所駅からは徒歩で約5分の距離にあり、名古屋市営バスの「港郵便局」停留所からも容易にアクセスできます。さらに、伊勢湾岸自動車道の名港中央ICからは北東に約7.5km、名四国道の築地口ICからは北へ約500mの位置にあります。また、名古屋市道江川線沿いに位置し、駐車場も完備されています。

名古屋港郵便局は、地域に根ざしたサービスを提供する存在として、これからも地元の人々に愛され続けていくことでしょう。

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