名工建設

名工建設株式会社について

名工建設株式会社（MEIKO CONSTRUCTION CO., LTD.）は、愛知県名古屋市中村区名駅に本社を構える日本の建設企業です。主にゼネコンとしての役割を持ち、広範な事業を展開しています。名古屋証券取引所のメイン市場に上場しているこの企業は、建築部門、土木部門、そして鉄道関連の軌道部門から成り立っています。

事業内容

名工建設は、建築工事、土木工事、さらには東海旅客鉄道（JR東海）の新幹線や在来線のメンテナンス、敷設工事を行う軌道部門を有しています。最近では、名古屋中央郵便局名古屋駅前の再開発プロジェクトに関与し、名古屋鉄道との共同開発においても重要な役割を果たしています。また、名古屋支店は清須市に移転し、業務を拡張していますが、本社は引き続きJRセントラルタワーズ内に位置しています。

事業所 Locations

名工建設の主要な事業所は以下の通りです：

• - 本店：名古屋市中村区名駅1丁目1番4号 JRセントラルタワーズ34階
• - 名古屋支店：清須市枇杷島駅前東1丁目1番1号
• - 東京支店：東京都台東区台東3丁目28番8号 名工建設東京ビル
• - 静岡支店：静岡市駿河区南町6番1号
• - 甲府支店：山梨県甲府市南口町6番15号
• - 大阪支店：大阪市淀川区宮原4丁目1番6号 アクロス新大阪8階
• - 北陸支店：石川県金沢市広岡1丁目5番23号

沿革の歴史

名工建設の歴史は1941年にさかのぼります。この年、鉄道省の要請を受けて、名古屋鉄道局管内の請負人127社が集まって設立されました。当初の商号は名鐵工業株式会社で、設立時の資本金は100万円でした。

その後、1949年に建設業法に基づく登録が完了し、1956年に名工建設株式会社に商号を変更。1961年には不動産関連の事業が追加され、1964年には工事用資材の製造・販売が事業目的に加わりました。1970年に長野支店を開設し、1973年には建設大臣許可を受けました。

1982年には名古屋証券取引所の市場第二部に株を上場し、1987年には決算期を5月31日から3月31日に変更しました。1990年代には北陸支店を設置し、2000年代には関連子会社の設立や統合を進めていきました。特に、2009年には清須市への名古屋支店の移転が行われ、2011年には中部土地調査株式会社を連結子会社化し、さらなる業務拡大に努めています。

主な施工物件

名工建設が手掛けた代表的な施工物件には、アクアタウン納屋橋、丸の内中央ビル、新横浜駅、ウィルあいち、ポートメッセなごや交流センター、愛知県図書館、小牧スポーツ公園総合体育館、中部国際空港旅客ターミナルビルなどがあります。これらのプロジェクトは、地域の発展に寄与しており、多くの人々に利用されています。

まとめ

名工建設株式会社は、長い歴史と多様な事業を展開する企業であり、建設業界において確固たる地位を築いています。今後も地域に密着したサービスを提供し、さらなる発展を目指していくことでしょう。

もう一度検索