向市場駅

向市場駅（むかいちばえき）

向市場駅は、静岡県浜松市天竜区水窪町地頭方に位置する、東海旅客鉄道（JR東海）飯田線の駅です。山々に囲まれた静かな場所にあり、ローカル線の雰囲気を色濃く残しています。

歴史

1955年（昭和30年）11月11日：国鉄飯田線の佐久間 - 大嵐間の経路変更に伴い、新線上に開業しました。開業当初から旅客駅として営業を開始しています。
1971年（昭和46年）12月1日：駅員が配置されなくなり、無人駅となりました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道株式会社（JR東海）の管轄する駅となりました。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅です。ホーム上には待合室が設置されており、列車の待ち時間を過ごすことができます。中部天竜駅がこの駅を管理する無人駅となっています。

利用状況

静岡県が発行している「静岡県統計年鑑」によると、2021年度（令和3年度）の1日平均乗車人員はわずか4人です。これは、この駅が地域住民にとって重要な交通手段である一方で、利用者が少ない現状を示しています。

過去の乗車人員の推移を見ると、1993年度（平成5年度）以降のデータが「静岡県統計年鑑」および「浜松市統計書」に掲載されています。ただし、2001年度（平成13年度）から2006年度（平成18年度）の統計は非公表となっています。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設や場所があります。

浜松市立水窪中学校：地域の中学生が通う学校です。
浜松市水窪総合体育館：地域住民のスポーツ活動を支える施設です。
水窪川：駅の近くを流れる川で、自然豊かな風景が広がっています。
高根城趾：歴史的な場所として知られています。
静岡県道389号水窪森線：駅の近くを通る道路です。
国道152号：地域を繋ぐ主要な道路です。
浜松市自主運行バス北遠本線「水窪橋」停留所：公共交通機関として利用できます。
水窪ふれあいバス門桁線「向市場」バス停：火曜日と木曜日のみ運行しています。

隣の駅

東海旅客鉄道（JR東海）

飯田線

■快速

通過

■普通

城西駅 - 向市場駅 - 水窪駅

脚注

この駅に関する情報は、以下の資料を参考に作成しました。

静岡県統計年鑑
浜松市統計書

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

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