君に伝えたい

君に伝えたい

『君に伝えたい』は、1994年4月3日から6月26日まで毎週日曜日の夜に放送されていたドラマで、制作は毎日放送（MBS）が担当し、TBS系列で放送されました。本作は、JTが一社提供した、心情や恋愛をテーマにした一話完結のドラマで、視聴者に様々な感情を呼び起こす内容となっていました。特に、同時間帯に放送されていた「JT[[ドラマBOX]]」シリーズの一つとして位置づけられ、毎回異なるストーリーが展開されました。

本作は、他のJTシリーズドラマである『泣きたい夜もある』とは異なり、特に二人芝居にこだわらず、さまざまなキャストで展開される物語が特徴です。ドラマの放送が終了すると、この枠はトーク番組へとリニューアルされることになり、多くのファンに惜しまれました。

各回のストーリーとキャスト

第1回「女×5＜＝あいつ」（4月3日）

このエピソードでは、木村拓哉、渡辺満里奈、そして様々なゲストが出演し、複数の女性たちの視点から描かれる恋愛模様が展開されました。

第2回「卒業・II」（4月10日）

森脇健児、かとうれいこ、彦摩呂による、感動的な卒業の瞬間を描くストーリーでした。

第3回「結婚したい男」（4月17日）

寺脇康文と藤田朋子が、結婚をめぐる心の葛藤を演じ、視聴者の共感を呼びました。

第4回「恋するシティボーイ～東京純愛症候群」（4月24日）

中居正広、田村英里子らが出演し、東京を舞台にした恋愛ドラマが展開され、都市の喧騒に揉まれる恋愛模様が描かれました。

第5回「プロポーズ記念日」（5月1日）

斉藤慶子、渡辺いっけいを中心に、プロポーズをテーマにした心温まるストーリーが展開されました。

第6回「港町の紙飛行機」（5月8日）

河合奈保子と中上雅巳の登場で、青春の甘酸っぱい恋愛を描いたエピソードです。

第7回「彼女が最高!!」（5月15日）

植草克秀や高田万由子などが共演し、恋愛の喜びと悩みについて描きました。

第8回「私の恋は売約済み」（5月22日）

工藤夕貴や大森嘉之が出演し、複雑な恋愛関係が織り交ぜられたストーリーでした。

第9回「そっとさよなら」（5月29日）

榊原利彦や常盤貴子が中心となり、ひと時の恋の切なさを描きました。

第10回「遠距離恋愛白書」（6月5日）

大塚寧々や中村繁之が、遠距離恋愛の困難を描くストーリーに挑みました。

第11回「再会」（6月12日）

賀来千香子や別所哲也が出演し、再会の喜びと過去の思い出をテーマにしました。

第12回・最終回「溺れてみたい」（6月19日・6月26日）

この最終回では、三宅裕司、水野美紀などが出演し、物語の完結を迎えました。視聴者に深い感動を残すストーリーでした。

スタッフと音楽

本作の脚本は複数の脚本家によって担われ、演出やプロデュースも多様な顔ぶれが揃っていました。主題歌には土井晴人の「ぼくは君のララバイ」が起用され、物語を一層盛り上げる役割を果たしました。

このように『君に伝えたい』は、恋愛のさまざまな形を描き出し、視聴者に愛と感動のメッセージを届けた作品でした。

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