君塚大輔

君塚大輔：神奈川からプロリーグへ至るバスケットボール人生

1983年、神奈川県横須賀市で生まれた君塚大輔氏は、5歳からバスケットボールを始めました。地元の中学校卒業後、県内屈指の名門校である横浜商大高校に進学。1年生からレギュラーを獲得し、才能を開花させます。

高校時代は、同級生の蒲谷正之氏と共にチームの中核として活躍。2年生時には、2人のコンビプレーが光り、3年ぶりにインターハイ出場を果たしました。惜しくも1回戦で敗れましたが、君塚氏の活躍は光るものがありました。続くウィンターカップでもチームを2回戦進出に導き、持ち前の得点力でチームを支えました。3年生時にはインターハイでベスト16入りという好成績を残します。

高校卒業後は、順天堂大学に進学。関東大学リーグ2部Aグループでは、4年時に得点王に輝くなど、大学でも高い得点能力を証明しました。大学での活躍は、プロへの道を切り開く大きな一歩となりました。

2005年、君塚氏は念願のプロ入りを果たします。大分ヒートデビルズからドラフト20位で指名を受け、プロとしてのキャリアをスタート。最初の2シーズンは控え選手としての役割が中心でしたが、持ち前の能力を徐々に発揮し始めます。2シーズン目にはチームのプレイオフ進出に貢献。3ポイントシュートの成功率においては、抜群の精度を誇り、チームメイトである鈴木裕紀氏のリーグ1位を上回る驚異的な成功率52.8％を記録しました。

2007-2008シーズンでは、ポイントガードとしての起用も増え、チームの勝利に貢献。小川忠晴HCをはじめ、チーム関係者からもその高い能力は高く評価されていました。大分県国体成年男子選手団にも選抜され、与那嶺翼氏、佐藤博紀氏らと共に活躍しました。

2010年には、ライジング福岡に移籍。新たな環境で更なる活躍を目指しますが、2011年オフにはプロテクトから外れ、退団することになります。

君塚大輔氏のプロキャリアは、怪我やチーム事情の影響もあり、常にスターターとして活躍したわけではありませんでしたが、持ち前のシュート力と献身的なプレーで、チームに貢献し続けました。高校時代から培ってきた経験と才能、そして持ち前の明るさと粘り強さが、彼のバスケットボール人生を彩ってきました。彼の活躍は、多くのバスケットボールファンに感動と記憶を与え続けています。 彼の今後の動向にも注目が集まります。

もう一度検索