呉市消防局

呉市消防局の概要

呉市消防局は広島県呉市を主な管轄区域とし、多様な消防サービスを提供する消防部局です。本局の所在地は呉市中央3丁目1-9に位置しています。

基本情報

呉市消防局の管轄面積は352.83平方キロメートルで、402名の職員が所属しています。消防署は2カ所、西消防署と東消防署があり、さらに2つの分署と10カ所の出張所を設けて、地域への迅速な対応を実現しています。

主な機器

消防局は、様々な主力機械を保有しており、2023年4月1日現在の状況は次の通りです：

• - 消防ポンプ自動車：21台
• - 水槽付消防ポンプ自動車：3台
• - 化学消防ポンプ自動車：2台
• - はしご付消防自動車：2台
• - 救助工作車：2台
• - 救急自動車：16台
• - 救急艇：1艘
• - その他の特殊車両や指揮車両、多目的車両を保有しています。

沿革

呉市消防局の歴史は1943年にさかのぼります。当初、官設消防として呉消防署と広消防署が設立され、その後1948年に呉市消防本部が発足しました。1950年には消防署の改称が行われ、以降多くの変遷を経てきました。

1952年には救急業務を開始し、1955年には数回の出張所の開設と廃止が繰り返されました。1970年代には新たな出張所の設立や事務の受託を通じ、業務の拡大を図りました。特に川尻町や安浦町など周辺町が呉市に編入されることで、広範な管轄が実現しました。

1985年には呉市防災センターが開設され、現代に至るまで地域の安全を守る拠点となっています。1997年には出張所の統合が進められ、さらに2010年代には高度な救助能力を持つ部隊が編成されました。

組織構成

呉市消防局は、本部と各消防署で構成されています。本部は総務課、警防課、予防課などの部署があり、様々な方面から地域防災や消防業務に取り組んでいます。各消防署は地域の特性に応じた対応を行い、消防署そのものが持つ独自の設備と機器を駆使して活動しています。

活動内容

呉市消防局は火災の消火活動だけでなく、救急医療、災害救助、火災の予防や指導、地域の防災教育など多岐にわたるサービスを提供しています。特に救急車の導入や救助工作車による対応力を強化し、地域住民の安全を確保しています。現在も進化し続ける呉市消防局は、地域とともに安全な未来を築いていく重要な存在です。

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