呉市総合体育館

呉市総合体育館（オークアリーナ）の概要

呉市総合体育館は、広島県呉市に位置する大規模な体験施設です。広公園内に所在し、愛称の「オーク」は呉市の市木であるカシから名付けられました。この施設は、約3,800人の観客を収容できるメインアリーナ、サブアリーナ、武道場などの多種多様なスペースで構成されています。運営は公益財団法人呉市体育振興財団が担当し、市の所有する公共施設として地域のスポーツの振興を図っています。

施設の設計と歴史

呉市総合体育館の開館は2003年（平成15年）で、これは呉市制100周年を記念した事業の一環として行われました。この体育館の設計は、安井・塩見設計共同体が手がけ、施工は鹿島建設や増岡組、松本建設工事などの共同体によって行われました。その後、2019年4月には命名権が広島市信用組合に取得され、「シシンヨーオークアリーナ」という新しい名称が加わりました。

施設の構成

メインアリーナ

メインアリーナは、面積が2,451m²で、最大収容人数は3844人（固定席1,922席、1階可動970席、2階固定940席、車椅子用10席）です。このアリーナは、バレーボールやハンドボールの試合を開催するための専用設備があり、国内のスポーツイベントや大会も多数行われています。

サブアリーナ

サブアリーナは640m²の広さを持ち、各種スポーツ活動やイベントに対応可能です。収容人数は設置に応じて変動しますが、さらなる活動空間を提供する重要な場所です。

武道場

武道場は720m²で、観客席は150席を用意しており、主に武道の練習や試合に利用されています。このエリアも地域のスポーツ活動の重要な一環です。

付帯施設

さらに、ミーティングルームやトレーニングルームなどの施設も併設されており、選手育成やチーム活動に不可欠なスペースが確保されています。

アクセスと周辺情報

呉市総合体育館は、交通のアクセスも便利です。最寄りの鉄道駅はJR西日本の呉線「広駅」であり、そこから徒歩でのアクセスが可能です。また、JRバスの「広駅」停留所も近くに位置し、幹線道路である国道185号も利用しやすい環境が整っています。

周辺には広島県立広高等学校や呉港高等学校、呉市立白岳中学校、白岳小学校などの教育機関があり、多くの学生が利用するスポーツの場となっています。また、広公園や広警察署、呉自動車学校なども近接しており、地域の重要なスポットとして機能しています。

まとめ

このように、呉市総合体育館（オークアリーナ）は、利用者のニーズに応える多様な施設とアクセスの良さを兼ね備えた重要なスポーツ支援施設です。地域住民はもちろん、スポーツ愛好者にとっても貴重な場所と言えるでしょう。

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