周南市立徳山小学校

周南市立徳山小学校について

周南市立徳山小学校は、山口県周南市の毛利町1丁目に位置する公立の教育機関です。校の歴史は1785年にさかのぼり、当時の徳山藩第7代藩主、毛利就馴によって創設された藩校「鳴鳳館」から始まります。この学校は、長い間地域の教育を担い続けてきました。

沿革

徳山小学校は、時代と共に何度も名称を変更しています。1852年には「鳴鳳館」を「興譲館」と名を改め、1871年には再び「徳山小学」と改称され、1873年にはその名称が端正に整えられました。その後、数度の新しい名称への変更を経て、1947年に現在の「徳山市立徳山小学校」として今の形となりました。

1941年に国民学校令により「徳山国民学校」となったものの、戦後間もない1947年には学制改革が実施され、再び小学校としての名のもとに歩みを始めました。1951年にはモデル給食室が完成し、続いて1954年には第2校舎が完成しました。

その後も数回にわたり校舎が改修され、1980年には新校舎が完成しています。開校85周年の1957年には校歌が制定され、現在に至るまでこの学校のシンボルとなっています。さらに、2003年には周南市の発足に伴い「周南市立徳山小学校」として新たなスタートを切りました。

150周年記念

2022年10月には開校150周年を迎え、周南市文化会館において記念式典が挙行されました。この歴史的な瞬間は、地域の教育における重要性を再認識する機会となりました。また、周囲には幼稚園や公園、行政機関も位置し、地域とのつながりも深い学校です。

周辺環境とアクセス

徳山小学校の周辺には、幼稚園や公園、保険センター、さらには地域の裁判所や検察庁、市役所があり、教育だけでなく地域社会全体の中で重要な役割を果たしています。また、交通アクセスも良好で、防長交通の「周南市役所前」バス停から徒歩約6分、JR山陽新幹線および山陽本線の徳山駅からも徒歩圏内のため、通学にも便利です。

このように、周南市立徳山小学校は、その長い歴史と地域に密着した教育の実績を持ち、新しい世代の育成に寄与し続けています。これからも、地域と共に成長していく姿が期待されます。

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