周央サンゴ

周央 サンゴ（すおう サンゴ）

周央サンゴは、ANYCOLOR株式会社が運営する「にじさんじ」に所属するバーチャルライバーであり、YouTubeやニコニコ動画といったプラットフォームで活動を展開しています。彼女のキャラクターデザインは葉山えいしが手がけており、愛称として「ンゴちゃん」や「ンゴ」と呼ばれることが多いです。

来歴

サンゴは2020年7月30日にYouTubeでチャンネルを開設し、8月6日には仲間のバーチャルライバーとともに「世怜音演劇同好会」という5人組ユニットとしてデビューを果たしました。2021年2月23日にはチャンネル登録者数が10万人を突破し、同年6月からはニコニコ動画上で彼女に関する切り抜き動画が人気を集めるようになりました。特に、2021年12月には「ネット流行語100」で95位にランクインし、ニコニコ賞を受賞するなど、周央サンゴの人気が加速しました。

2022年には月刊ホビージャパンの企画『Cheer球部!』に声優として参加し、同年6月24日には彼女の3Dモデル初披露が行われました。この配信では、彼女が大好きなサンリオのポチャッコとの共演が実現し、エンディングテーマには志摩スペイン村の楽曲が使用されました。さらに、彼女の誕生日にあたる2025年3月6日には公式サイトも開設されます。

人物

サンゴは架空の「世怜音女学院」の中学生を設定にしており、演劇部がメンバー不足で同好会に降格されたことから、正規クラブを再設立するためにバーチャルライバーを始めるというストーリーが背景にあります。名前は出産予定日が3月5日であったことに由来し、実際の誕生日は1日遅れて3月6日であるとされています。愛称の「ンゴ」は一人称としても使用され、自身を指す際にも使われます。

彼女は3人姉妹の真ん中で、サンリオが大好きで特にポチャッコを推しています。過去にはサンリオキャラクターとのコラボ配信を行ったり、新キャラクターコンペの審査員も務めたりしています。周央サンゴは可愛らしいキャラクターとリラックスした雰囲気の配信で多くのファンを魅了し、言葉のセンスや配信中のトーク力が非常に高く評価されています。彼女の配信は「切り抜きポイント」が多く、2021年の切り抜き動画ブームは彼女の影響によるものとされています。

コラボレーション

周央サンゴは多くのコラボレーションを行っており、特に志摩スペイン村との関係は注目を集めていました。2021年12月には定期配信で志摩スペイン村に言及し、多くの視聴者がその動画を切り抜き、SNSで盛り上がる事態となりました。視聴者からの反響は大きく、実際にテーマパークの公式サイトにアクセスが集中したこともありました。

2022年には「志摩スペイン村バーチャルアンバサダー」に任命され、サンゴにちなんだ特別なイベントや商品も展開されました。この取り組みは好評で、実際に地域テレビや新聞でも取り上げられました。その後、2024年には再びアンバサダーとして活動を行うことになり、今後の展開も楽しみです。

出演

周央サンゴは地上波の番組に出演することもあり、TBSテレビやNHKのニュース番組に取り上げられるなど、彼女の活動は多岐にわたります。また、YouTubeのバラエティ番組やネットラジオでも活躍し、最近ではアニメの吹き替えにも挑戦しています。公演やイベントにも積極的に参加しており、ファンとの交流を大切にしています。

彼女の音楽作品も制作されており、視聴者に向けた魅力的な歌を届けています。

受賞歴

彼女の才能や影響力は多くの賞に認められており、2021年にはニコニコ動画プレミアムアワードでグッドルーキー賞を受賞、さらに同年のネット流行語100でも高評価を得ています。これからも周央サンゴの多彩な活動から目が離せません。

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