和歌山県道802号太地新宮自転車道線
和歌山県道802号太地新宮自転車道線
和歌山県道802号太地新宮自転車道線（わかやまけんどう802ごう たいじしんぐうじてんしゃどうせん）は、和歌山県の東牟婁郡にある太地町から新宮市に至る自転車道です。この道は太平洋岸自転車道の一部を構成し、自転車利用者にとって重要なルートとなっています。
概要
この自転車道の建設は1989年にスタートし、当初は順調に進捗を見せました。1992年には三軒家トンネルが開通し、よりアクセスが容易になりました。しかし、その後の用地の取得が非常に困難を極めたため、2000年頃には一時的に工事が休止されました。この問題が解決されるまでに時間がかかり、長い間工事は停滞していました。
その後、2018年に自転車活用推進法に基づいて和歌山県の自転車利用を促進するための計画が立てられ、ついに整備作業が再開されました。2019年には新たに自転車と歩行者専用であることを示すブルーラインが敷設された新しい区間が供用開始となり、利用者にとって大きなメリットがもたらされました。
路線データ
この自転車道は多くの美しい自然景観を楽しみながらサイクリングができるのも特色の一つです。太平洋の海を望みつつ、緑豊かな森林の中を通る区間もあり、観光名所としても利用されています。
道路施設
現在、道中には以下のような施設が整備されています。
- - 三軒家トンネル
- 延長: 141.0m
- 幅: 3.0m
- 高さ: 2.5m
- 施工会社: 阪神土木工業株式会社
このトンネルは自転車道の一部として非常に重要であり、通行の安全性を高める役割を果たしています。
地理と通過する自治体
この自転車道は、以下の自治体を通過します:
和歌山県道802号太地新宮自転車道線は、地域の交通インフラとしてだけでなく、観光資源としても大きな可能性を秘めています。サイクリングを楽しむ人々にとって、自然と歴史を感じられる道として多くの方々に利用されることでしょう。これからもこの自転車道の整備と利用促進に期待が寄せられています。
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