喧嘩番長Bros. トーキョーバトルロイヤル

喧嘩番長Bros. トーキョーバトルロイヤル

『喧嘩番長Bros. トーキョーバトルロイヤル』は、2012年6月21日にスパイク・チュンソフトから発売されたPlayStation Portable用のアクションアドベンチャーゲームです。CERO12歳以上対象。

概要

喧嘩番長シリーズの外伝的作品として位置づけられています。舞台は『塔京（とうきょう/Toukyou）』。
ストーリーへの直接的な関わりは薄いものの、『喧嘩番長3 全国制覇』から『喧嘩番長5 漢の法則』に登場した戦闘可能なキャラクターが多数登場します。

前作『喧嘩番長5 漢の法則』に引き続き、『ジーンズメイト』、『本家かまどや』、『餃子の王将』とのタイアップが行われ、ゲーム内に店舗が展開し、ゲーム内で使用可能なアイテムや衣類などを購入できます。イメージキャラクターには『喧嘩番長4 一年戦争』からのイメージキャラクター『南明奈』が起用され、オープニングのテーマソングはキマグレンの『PRIDE』が使用されています。

システム

シリーズ初のダブル主人公システムを採用しており、ミッションによってどちらの主人公を操作するかを選択できます。主人公ごとに財布や服装が異なるところも特徴です。従来のシリーズのようなストーリー進行形式ではなく、ミッションを選択して達成していくミッション形式が採用されています。

タンカバトルは、メンチを切っている敵や仲間の誰よりも早くタンカを切ることが要求されるシステムで、前作から一新されました。また、椅子の近くで気合溜めを行うと椅子に座るというギミックは廃止されています。

キャラクターカスタマイズパーツ（服、アクセサリー、髪型、肌色など）は1000種類以上用意されており、主人公の二人以外にもヒロイン二人の服装も自由にカスタマイズ可能です。

アクション面では、新たに『マブダチスペシャル』と『マブダチコンボ』が追加され、戦略の幅が広がりました。

ストーリー

地元では負けなしのコンビである真田一輝と高屋康介が、高校の修学旅行で開業したばかりの塔京スカイタワーに沸く街『塔京』にやってきます。そこには、全国47都道府県から同じ修学旅行で塔京に集まった喧嘩自慢の強者たちが勢揃いしていました。

登場人物

ゲームには、スパチュン高校の生徒をはじめ、全国47都道府県の番長、過去作に登場した番長OB、新撰組など、個性豊かなキャラクターが登場します。

スパチュン高校
真田 一輝（さなだ かずき）：本作の主人公の一人。無類の喧嘩好きだが、普段は冷静。
高屋 康介（たかや こうすけ）：本作の主人公の一人。女好きで軟派な性格だが、熱くなると手がつけられない。
相田 理沙（あいだ りさ）：本作のヒロインの一人。康介の幼馴染で、一輝に好意を抱いている。

47都道府県番長

北海道から沖縄まで、各都道府県を代表する番長たちが登場します。各キャラクターには固有の「地元スペシャル」と「マブダチスペシャル」が用意されています。

47都道府県番長OB

かつて全国で名を馳せた伝説の番長たちが登場します。

新撰組

近藤勇、土方歳三、沖田総司といった新撰組の面々も登場します。

その他

伊東甲子太郎や沢北洋平など、個性的なキャラクターも登場します。

地名・施設

ゲームの舞台となる塔京には、塔京駅前、羽音田空港、塔京タワー、シブ谷、亜鬼破原など、実在の地名をモチーフにした様々な施設が登場します。

主題歌

テーマソングはキマグレンの「PRIDE」が使用されています。

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