四国中央市消防本部

四国中央市消防本部の概要

四国中央市消防本部は、愛媛県の四国中央市に位置する消防機関であり、その管轄区域は四国中央市全域と新居浜市の別子山地区に及びます。別子山地区の消防業務は、新居浜市より四国中央市に委託されています。ここでは、四国中央市消防本部についての詳細な情報を述べます。

基本情報

消防本部は四国中央市中曽根町に所在し、管內面積は420.57平方キロメートルです。この本部には136名の職員が在籍しており、消防署1カ所、分署3カ所、分遣所2カ所を運営しています。

主力機械

現在、消防本部が保有している主な消防機械には以下のようなものがあります（2017年4月1日現在）：

• - 消防ポンプ自動車：6台
• - 水槽付消防ポンプ自動車：4台
• - 化学消防自動車：1台
• - 小型動力ポンプ付水槽車：1台
• - 可搬ポンプ積載車：2台
• - はしご付消防自動車：1台
• - 救助工作車：1台
• - 救急自動車：7台（高規格5台、2B型2台）
• - 指揮車：1台
• - 広報車：4台
• - 査察車：2台
• - 搬送車：2台
• - 火災調査車：1台

これらの機器は地域住民の安全を守るために重要な役割を果たしています。

沿革

四国中央市消防本部の歴史は、1961年に川之江市に川之江市消防署を設置したことに始まります。1963年には伊予三島市に消防署を設置し、1973年には伊予三島市と川之江市、宇摩郡土居町、新宮村による組合消防が設立されました。1975年には名称が「宇摩地区広域市町村圏組合消防本部」に変更され、1980年には宇摩郡別子山村も加わり、構成自治体が2市1町2村となりました。

2003年には別子山村が新居浜市と合併し、組合を離脱しましたが、同年4月から新居浜市の別子山地区の消防業務を受託しました。翌年の2004年4月1日には伊予三島市、川之江市、土居町、新宮村が合併して四国中央市が誕生し、今の消防本部の形態となりました。

組織構成

現在の組織構成は以下のようになっています：

• - 本部

- 安全・危機管理課
- 予防課

• - 消防署

- 消防課

このように、四国中央市消防本部は地域の安全を守るため、体系的な組織を組んで日々活動を行っています。

地域住民の生命と財産を守るため、消防本部は常に訓練を重ね、多様な災害に備えた体制を維持しており、今後もその重要な役割を果たしていくことでしょう。

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