四国銀行硬式野球部

四国銀行硬式野球部

四国銀行硬式野球部は、高知県高知市に本拠を置く、日本野球連盟に加盟する社会人野球の企業チームです。地方銀行である四国銀行が運営母体であり、JR四国と共に、社会人野球の四国地区連盟をリードする存在として知られています。

概要

1929年に創部された伝統あるチームで、都市対抗野球や社会人野球日本選手権といった主要大会への出場経験を多数持ちます。

1929年：四国銀行硬式野球部として創部
1952年：都市対抗野球に初出場
1979年：日本選手権に初出場
1988年：日本選手権でベスト4に進出
2007年：都市対抗野球で本大会初勝利
2020年：都市対抗野球で初のベスト8進出、小野賞を受賞

長らく都市対抗野球では勝利に恵まれませんでしたが、2007年の都市対抗野球1回戦で、岩手21赤べこ野球軍団を相手に、初出場から55年目にして悲願の本大会初勝利を挙げました。2020年の第91回都市対抗野球大会では、初のベスト8進出を果たし、その活躍が評価され小野賞を受賞しています。

歴史

1929年：創部
1952年：都市対抗野球に初出場（初戦敗退）
1979年：日本選手権に初出場（2回戦敗退）
1983年：行員の不祥事により1年間活動休止
1986年：第13回日本選手権で大会初勝利
1988年：第15回日本選手権で準決勝進出
2007年：第78回都市対抗野球で大会初勝利

1983年には、行員の不祥事が発覚し、野球部自体に直接的な関係はなかったものの、1年間の活動自粛を余儀なくされました。しかし、その後は再び活動を再開し、数々の大会で好成績を残しています。

主要大会の出場歴・最高成績

都市対抗野球大会：出場22回
社会人野球日本選手権大会：出場23回、ベスト4（1988年）
JABA四国大会：優勝2回（1979年、1996年）

四国銀行硬式野球部は、都市対抗野球大会、社会人野球日本選手権大会といった全国規模の大会に数多く出場しています。また、JABA四国大会では過去に2度の優勝を飾るなど、四国地区においては強豪として知られています。

主な出身プロ野球選手

弘田澄男（内野手）：1971年ドラフト3位でロッテオリオンズに入団

四国銀行硬式野球部からは、プロ野球選手も輩出しています。弘田澄男選手は、ドラフトを経てプロの世界へと進み、活躍しました。

関連項目

社会人野球チーム一覧
都市対抗野球大会 (高知県勢)

外部リンク

四国銀行野球部

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