四阪製錬所

株式会社四阪製錬所は、愛媛県新居浜市に本社を置く住友金属鉱山株式会社の子会社です。2010年10月1日に、住友金属鉱山の四阪工場（愛媛県今治市四阪島）が分社化され、新たに設立されました。

概要

四阪島では、かつて銅やニッケルの精錬が行われていましたが、1977年からは電炉メーカーから排出される製鋼煙灰を原料とした粗酸化亜鉛の製造に事業を転換しました。しかし、近年では製鋼煙灰の集荷量が低迷しており、粗酸化亜鉛事業もまた低迷していました。このような状況を打開し、事業の特化による収益改善を目指すため、分社化という形が取られました。

事業内容

四阪製錬所は、主に粗酸化亜鉛の製造を行っています。この粗酸化亜鉛は、製鋼煙灰を原料としており、リサイクルの観点からも重要な役割を担っています。四阪島という立地を生かし、効率的な生産体制を維持しています。分社化により、より専門性を高め、収益性の向上を目指しています。

事業所

本店: 愛媛県新居浜市西原町3丁目5-3
工場: 愛媛県今治市宮窪町四阪島

参考文献

新設分割による粗酸化亜鉛製造事業の分社化について(pdf) - 住友金属鉱山（2010年6月15日）

関連項目

住友金属鉱山
四阪島

外部リンク

拠点紹介:(株)四阪製錬所

四阪製錬所は、住友金属鉱山グループの一員として、資源の有効活用と環境保全にも配慮しながら、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。また、地域社会との連携を大切にし、地域経済の発展にも寄与しています。今後の更なる発展が期待される企業です。

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