国立屏東大学

国立屏東大学（National Pingtung University）

国立屏東大学は、台湾の屏東県屏東市に本部を置く国立の総合大学です。略称は屏大（NPTU）です。2014年に、それまで別々に存在していた「国立屏東教育大学」と「国立屏東商業技術学院」が統合され、新たに「国立屏東大学」として発足しました。この合併により、教育分野だけでなく、より幅広い分野をカバーする総合大学として発展を遂げています。

大学の概要

現在の国立屏東大学は、7つの学部、32の学科、30の修士課程、1つの博士課程、そして12の研究センターを擁する大規模な大学となっています。教育学部、人文社会学部など、多様な学問分野を学ぶことができます。

建学の精神と特色

国立屏東大学は、教育の伝統を継承しつつ、社会のニーズに応える人材育成を重視しています。地域社会との連携を深め、国際的な視野を持った人材の育成にも力を入れています。

歴史

国立屏東大学の歴史は、前身となる2つの教育機関の歴史に遡ることができます。

国立屏東教育大学の沿革

1940年4月：「台湾総督府屏東師範学校」として開校。
1943年：「台湾総督府台南師範学校予科」に改称。
1946年10月：「台湾省立屏東師範学校」に改称。
1965年8月：「台湾省立屏東師範専科学校」に改称。
1987年7月：「台湾省立屏東師範学院」に改称。
1991年7月：「国立屏東師範学院」に改称。
2005年8月：「国立屏東教育大学」に改称。
2014年8月：国立屏東商業技術学院と合併し、「国立屏東大学」として新たに開校。

国立屏東商業技術学院の沿革

1991年7月：「国立屏東商業専科学校」として開校。
1998年7月：「国立屏東商業技術学院」に改称。
2014年8月：国立屏東教育大学と合併し、「国立屏東大学」として新たに開校。

キャンパス

国立屏東大学は、以下の4つのキャンパスを持っています。

民生キャンパス
屏師キャンパス
屏商キャンパス
車城キャンパス

研究センター

大学には、以下の研究センターが設置されています。

教育学部
特別支援教育センター
コミュニティカウンセリングセンター
人文社会学部
客家研究センター
原住民族教育研究センター
言語センター

附属学校

国立屏東大学附設実験国民小学

学生組織

多様な学生組織が活動しています。

教員

多くの教員が教育、研究活動を行っています。

歴代校長・学長

両校時代の歴代校長・学長から、現在の屏東大学の学長まで、多くの指導者が大学の発展に貢献してきました。

外部リンク

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