国立波方海上技術短期大学校

国立波方海上技術短期大学校について

国立波方海上技術短期大学校は、愛媛県今治市に位置し、特に船員の養成に特化した教育機関です。この校は、独立行政法人海技教育機構の所管下であり、海運業界に向けた専門的な人材を育成するための施設として機能しています。

所在地とアクセス

住所は愛媛県今治市波方町波方甲1634-1となっており、アクセスは非常に便利です。せとうちバスの「玉生八幡神社前」停留所から徒歩約5分、また、JR波止浜駅から車で約5分という立地に恵まれています。

教育内容

この大学校では、航海士や機関士など内航船員の専門的知識と技術を学ぶことができます。主に提供されるのは、海技士教育科の海技課程専修科であり、これは2年間のカリキュラムです。ここでは、実際の船舶運航に必要な充実したカリキュラムが組まれています。

沿革

この学校は1968年に栗島海員学校波方分校として設立されたのが始まりです。1974年には波方海員学校として独立し、その後の1977年には専科を設置しました。その後、教育課程の改編が続き、1986年には専科を専修科に改称、1992年には高卒2年制に変更されました。

2001年には国土交通省に所管が変わり、波方海上技術短期大学校へと改名されました。さらに関係機関の再編に伴い、2006年には独立行政法人海技教育機構の管理下に入ることとなりました。

周辺情報

周辺には波方港や波方保育所、伊予銀行のATMコーナーもあり、学生生活に便利な環境が整っています。また、他の海上技術系学校として、千葉県の国立館山海上技術学校や、佐賀県の国立唐津海上技術学校、長崎県の国立口之津海上技術学校などがあります。これにより、全国的に進学先の選択肢が広がります。

参考情報と関連項目

入学希望者は、国立波方海上技術短期大学校の募集要項を通じ詳しい情報を得ることができます。また、リクルートの進学ネット、日経進学NAVI、マイナビ進学などの媒体にも情報が掲載されています。

この学校は、海運業界の発展に寄与する人材を育成する重要な役割を果たしており、国土交通省に関連する各種団体とも密接に連携しながら教育活動を行っています。

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