国立病院機構千葉医療センター

独立行政法人国立病院機構千葉医療センター

独立行政法人国立病院機構千葉医療センターは、千葉県千葉市中央区に位置する重要な医療機関です。国の機関である独立行政法人国立病院機構によって運営されており、地域医療において中核的な役割を担っています。地域医療支援病院として承認されているほか、がん診療連携拠点病院やエイズ治療拠点病院など、高度な専門医療を提供するための様々な指定を受けています。

概要

当センターは、国が推進する政策医療の分野において、専門性の高い医療サービスを提供することに重点を置いています。特に、がん、循環器病、精神疾患、内分泌・代謝性疾患、感覚器疾患といった特定の疾患領域において、診断から治療、さらにはリハビリテーションに至るまで、総合的な医療を提供しています。これらの分野における専門医療施設として、高度な技術と知識を持った医療スタッフが日々、患者さんの健康回復に貢献しています。

沿革

当センターの歴史は古く、明治時代に遡ります。その起源は1908年に設立された千葉衛戍病院にあります。その後、1936年には千葉陸軍病院と改称されました。第二次世界大戦終結に伴い、1945年12月1日には陸軍の解体により厚生省の所管となり、国立千葉病院として新たなスタートを切りました。行政組織の再編を経て、2001年1月6日からは厚生労働省の所管となりました。そして、2004年4月1日、独立行政法人化に伴い、現在の名称である独立行政法人国立病院機構千葉医療センターとして、地域医療の担い手として活動を続けています。

診療科

幅広い疾患に対応するため、多岐にわたる診療科を設置しています。

内科
精神・神経科
神経内科
呼吸器科
消化器科
循環器科
小児科
外科
整形外科
脳神経外科
心臓血管外科
皮膚科
泌尿器科
産婦人科
眼科
耳鼻咽喉科
リハビリテーション科
放射線科
口腔外科
麻酔科
その他

これらの診療科が連携し、患者さん一人ひとりに最適な医療を提供できる体制を構築しています。

医療機関の指定等

当センターは、地域の基幹病院として、様々な公的機関からその機能や役割に対する指定を受けています。これにより、多様な患者さんのニーズに対応し、高度かつ専門的な医療を提供することが可能となっています。

保険医療機関
救急告示医療機関：緊急性の高い患者さんを受け入れる体制が整っています。
労災保険指定医療機関
指定自立支援医療機関（更生医療・育成医療・精神通院医療）
身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関
精神保健指定医の配置されている医療機関
生活保護法指定医療機関
医療保護施設
指定養育医療機関
戦傷病者特別援護法指定医療機関
原子爆弾被爆者医療指定医療機関
原子爆弾被爆者一般疾病医療取扱医療機関
公害医療機関
母体保護法指定医の配置されている医療機関
地域医療支援病院：地域の医療機関との連携を強化し、地域全体の医療水準向上に貢献しています。
臨床研修指定病院：若手医師の育成に積極的に取り組んでいます。
がん診療連携拠点病院：質の高いがん医療を提供するための専門的な体制を整備しています。
エイズ治療拠点病院：HIV感染症に関する専門的な治療とケアを提供しています。
特定疾患治療研究事業委託医療機関
DPC対象病院：効率的かつ質の高い医療を提供するための包括医療費支払い制度に参加しています。
小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関

これらの指定は、当センターが幅広い医療ニーズに応え、地域の健康維持・増進に貢献していることの証です。

アクセス

公共交通機関を利用して容易にアクセスできます。

千葉都市モノレール2号線 千葉公園駅より徒歩約7分
JR総武本線 東千葉駅より徒歩約8分

当センターに関する詳細情報は、独立行政法人 国立病院機構 千葉医療センターの公式サイトで確認できます。

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