国立青少年自然の家

国立青少年自然の家について

国立青少年自然の家は、独立行政法人国立青少年教育振興機構が管理運営する、宿泊型の青少年研修施設です。全国に14施設が設置されており、豊かな自然環境の中で、青少年が共同生活や自然体験を通じて成長することを目的としています。

施設の性質

国立青少年自然の家は、社会教育法に規定された社会教育施設であり、「団体宿泊訓練」施設としての役割を担っています。そのため、ホテルや旅館のような一般的な宿泊施設とは異なり、青少年教育活動を支援するための施設として利用されることを目的としています。

沿革

1975年（昭和50年）: 国立室戸少年自然の家が開設されたのを皮切りに、各地に順次設置されました。
2001年（平成13年）: 全国14か所の国立少年自然の家が、独立行政法人国立少年自然の家として国の組織から分離しました。
2006年（平成18年）: 独立行政法人国立少年自然の家が、独立行政法人オリンピック記念青少年総合センター、独立行政法人国立青年の家と統合し、独立行政法人国立青少年教育振興機構が設立。同時に施設名称が「国立青少年自然の家」に改称されました。

施設一覧

全国には以下の14施設があります。

国立日高青少年自然の家（北海道）
国立花山青少年自然の家（宮城県）
国立那須甲子青少年自然の家（福島県）
国立信州高遠青少年自然の家（長野県）
国立妙高青少年自然の家（新潟県）
国立立山青少年自然の家（富山県）
国立若狭湾青少年自然の家（福井県）
国立曽爾青少年自然の家（奈良県）
国立吉備青少年自然の家（岡山県）
国立山口徳地青少年自然の家（山口県）
国立室戸青少年自然の家（高知県）
国立夜須高原青少年自然の家（福岡県）
国立諫早青少年自然の家（長崎県）
国立大隅青少年自然の家（鹿児島県）

関連事項

国立青少年自然の家に関連する組織や施設は以下の通りです。

文部科学省
国立青少年教育振興機構
国立オリンピック記念青少年総合センター
国立青少年交流の家
少年自然の家
国立女性教育会館（ヌエック）
社会教育施設

外部リンク

* 独立行政法人 国立青少年教育振興機構

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