国際マインドスポーツ協会

国際マインドスポーツ協会（IMSA：International Mind Sports Association）は、マインドスポーツの国際競技団体をまとめる国際組織です。スポーツアコードにも加盟しており、国際的なスポーツ界において一定の地位を確立しています。

設立と目的

IMSAは2005年に、以下の4つの国際競技団体によって設立されました。

国際チェス連盟（FIDE）
世界ブリッジ連盟（WBF）
世界ドラフツ連盟（FMJD）
国際囲碁連盟（IGF）

設立当初より、これらの団体が中心となって活動しており、マインドスポーツの振興と普及を目的としています。

ワールドマインドスポーツゲームズ

IMSAの主要な活動の一つに、ワールドマインドスポーツゲームズの主催があります。これは、国際オリンピック委員会（IOC）への働きかけによって実現したもので、2008年に第1回大会が北京オリンピック後の中国北京市で開催されました。この大会は、チェス、ブリッジ、囲碁、ドラフツなどのマインドスポーツの世界的な競技大会であり、多くの選手が参加しています。

組織と運営

IMSAの本部はスイスのローザンヌに置かれています。2008年時点での会長は、世界ブリッジ連盟のホセ・ダミアニが務めていました。組織運営は、加盟団体からの代表者によって構成される委員会によって行われています。

加盟団体とオブザーバー

設立当初の4団体に加えて、国際ポーカー連盟（IFP）と世界シャンチー連合会（WXF）がオブザーバーとして参加していました。2016年には、国際麻雀連盟（MIL）もオブザーバーとして加わり、マインドスポーツの多様性を反映した組織となっています。

マインドスポーツとは

マインドスポーツとは、チェス、囲碁、ブリッジ、ポーカー、麻雀など、高度な思考力や戦略性を必要とする競技の総称です。これらの競技は、単なるゲームではなく、知的なスポーツとして世界中で楽しまれています。IMSAは、これらのマインドスポーツの普及と発展に貢献しています。

今後の展望

IMSAは、今後もワールドマインドスポーツゲームズの開催を通じて、マインドスポーツの普及に努めていくと考えられます。また、新たなマインドスポーツの競技団体との連携を強化し、組織の拡大を目指していくでしょう。マインドスポーツが、より多くの人々に親しまれる存在となるよう、IMSAの活動に注目が集まっています。

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