国際通信社 (出版社)

株式会社国際通信社について

株式会社国際通信社（こくさいつうしんしゃ）は、日本に本社を置く企業で、出版事業、ゲーム・アプリケーションソフトウェアの開発、WEBコンテンツの制作や運営、日本語学校の経営など、多岐にわたる事業を展開しています。1984年に設立され、独自の雑誌やゲームを手がけていることから、業界内での存在感は大きいものとなっています。

沿革

国際通信社は、1984年10月に設立され、同年に経営情報誌「国際ジャーナル」の発行を開始しました。その後、1992年に地域情報を特集した「霧島フォーラム」、1994年にウォー・シミュレーションゲームに特化した「コマンドマガジン日本版」を創刊しました。これに続いて、1999年には「百合──亡き人の居場所、希望のありか」を発行するなど、さまざまなジャンルに進出しました。

2009年には、歴史に焦点を当てた「ウォーゲーム日本史」の創刊を果たしました。これらの雑誌は全国の書店で流通しており、特にウォー・シミュレーションゲームでは、日本国内での唯一の書店流通を持つメーカーとして知られています。さらに、2022年11月には商号を株式会社国際通信社ホールディングスに変更し、ゲーム開発部門を分社独立させ、新たに株式会社IEDを設立するなど、事業を進化させています。

出版事業

国際通信社は、経営情報誌の「国際ジャーナル」をはじめとして、ウォー・シミュレーションゲームや地域情報、ビジネス情報など、多様な出版物を手がけてきました。「コマンドマガジン日本版」はアメリカのXTR社と提携し、ゲームの翻訳記事も掲載していましたが、XTR社の解散後は独自路線を歩み、現在ではライセンスや国産ゲームを提供する唯一の雑誌として認知されています。特に、ゲーム関連の発行物はホビーショップで広く扱われており、人気を集めています。また、「霧島フォーラム」は地域密着型のフリーペーパーで、アプリ「きりアプ」と連動し、地域の優れた美容院や飲食店を紹介しています。

主な発行物と商品

国際通信社が手がける主な発行物には、以下のようなものがあります：

• - コマンドマガジン日本版
• - ウォーゲーム日本史
• - トップフォーラム
• - 霧島フォーラム

また、ゲーム商品も数多く展開しています。主な商品としては、

• - 日本機動部隊（ジャパン・ウォーゲーム・クラシックス）
• - 日露戦争（ジャパン・ウォーゲーム・クラシックス）
• - ドイツ戦車軍団（ジャパン・ウォーゲーム・クラシックス）
• - F-16 ファイティングファルコン（CTCS）
• - 戦車道ボードゲーム ぱんつぁー・ふぉー!

などがあります。これらのゲームは、ボードゲーム愛好者や歴史ファンからの支持を受け、続々と新作が登場しています。

その他の事業

国際通信社では、WEBページの制作や保守、管理も手がけており、異業種間のネットワーキングを促進するSNS「異業種ネット」の運営も行っています。教育面では、J国際学院という日本語学校も運営しており、海外からの学生にも対応した日本語教育を提供しています。

まとめ

国際通信社は、さまざまな出版物やゲーム開発を行う企業として、日本国内外で確固たる地位を築いています。これからも新たな事業展開やサービスの提供が期待され、ますますの成長が見込まれます。

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