国際FSA拳真館

国際F.S.A拳真館について

国際F.S.A拳真館（こくさいえふえすえーけんしんかん）は、日本で革命的なアプローチを持つフルコンタクト空手団体です。1996年の設立以来、館長の羽山威行を中心に、他の団体とは異なる独自のスタイルが確立されてきました。

「F.S.A」という名称は、フルコンタクト（Full Contact）、サブミッション（Submission）、アーツ（Arts）の頭文字をとったものであり、その理念に基づいた多様な技術を追求しています。羽山館長は以前、少林寺拳法連盟に所属していた経歴があり、この経験を生かして新たな団体を立ち上げたのです。

競技の特徴

国際F.S.A拳真館の取組は、伝統的なフルコンタクト空手にとどまらず、革新性のある「ケイオス空手」と呼ばれる独自のルールがある点に注目すべきです。ケイオス空手では、防具を着用し、顔面への手による攻撃やスタンディングでの関節技が認められています。また、グローブを着用したボクシングスタイルの攻撃が可能なグローブ空手の試合も行われています。

さらに、国際F.S.A拳真館は国際的な展開も特徴的であり、海外にも多くの支部を持っています。これにより、異なる技術やスタイルの融合が進み、国際的な市場での競争力を高めています。かつてはミャンマーのラウェイを模した「ケイオス・マッドマックス」という興行も行われ、素手での戦闘（バンデージのみ）を体験できる場も設けられていました。

主な選手とその実績

拳真館には、様々な実績を持つ選手たちが所属しています。その中でも特に著名なのが佐藤真之選手です。彼は士道館全日本空手道選手権で準優勝の経歴を持ち、またラウェイルールでの試合経験も豊富です。拳真館主催の興行では、士魂村上塾所属のモハン・ドラゴン選手と対戦し、特筆すべきは、グローブを着用せずにバンデージのみでのルールでKO勝利を収めたことです。

まとめ

国際F.S.A拳真館は、フルコンタクト空手の枠を超えた革新性と、選手たちが示す多彩な技術が考慮された組織です。伝統と革新が融合することで、今後も国内外での活動が期待され、その成長を見守る価値があるでしょう。今後の展開から目が離せません。

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