國本良博

國本良博のプロフィール

國本良博（くにもと よしひろ）は、1949年12月25日に静岡県で生まれたフリーアナウンサーです。鳥取県智頭町出身で、血液型はO型です。亜細亜大学を卒業後、1973年に静岡放送（SBS）に入社。以降、テレビとラジオの両方の媒体でアナウンサーやパーソナリティーを務めました。2009年12月25日には定年退職を迎えたものの、その後もSBSの番組に引き続き出演し続けています。特に『GOGOワイド くんちゃんのらぶらじ』には2013年3月まで出演しており、聴衆に親しまれていました。

ニックネームと音楽活動

國本はアナウンサーとしてキャリアをスタートした当初、「クニちゃん」という愛称で呼ばれていましたが、荻島正己という後輩の提案により「クンちゃん」と呼ばれるようになり、これが広まりました。また、音楽に対する情熱もあり、彼は「ケッタウェイズ」というバンドを組んで演奏活動を行っていました。現在は「クレイドルス」を経て「THE LEGEND」というバンドで音楽活動を続けており、様々なイベントにも参加しています。1978年には、ヤマハポピュラーソングコンテスト東海大会の司会を務め、歌手としても「長老カモメの伝説」を披露。この曲は特に話題となり、非売品のレコードにもなりました。

緊急事態のエピソード

國本は特に1988年8月12日に放映されたローカルニュース『朝一番!SBSニュースワイド』の本番中に鼻血を出しながらニュースを読んだことで知られています。このアクシデントは、長い間ニュース番組のNGシーンとして取り上げられ、多くの視聴者に印象に残った瞬間となりました。アクシデントの後、彼は睡眠時間がわずか3時間であったことを語り、その体力・精神力への驚きの声もあがりました。2012年にはこの出来事が開局60周年記念特別番組で再度取り上げられ、彼自身が当時の状況を振り返る機会となりました。

近年の出演状況

2013年4月からは静岡第一テレビ（SDT）の帯ワイド番組『○ごとワイド』にレギュラー出演を果たしました。これはSBSを退社した後、他局での初のレギュラー出演となります。その後、『ごちそうカントリー』にも出演し、静岡県内の農産物を紹介する活動を行いました。これらの番組は、2025年の最終回まで放送される予定です。

影響と受賞歴

國本は多くのラジオ番組にも携わり、業界内でも評価されています。特にアノンシスト賞では最優秀賞を3度受賞するなど、そのキャリアは輝かしいものです。また、静岡第一テレビの情報番組『JanJanサタデー』での特別ゲスト出演や、後輩アナウンサーとの楽しくも競争心あふれるやり取りが話題となるなど、彼の存在は静岡放送の歴史に欠かせないものとなっています。

結び

國本良博は、アナウンサーとしてのキャリアだけでなく、音楽活動や番組制作・司会業においても多才な人物であり、そのユニークなキャラクターは地元の人々に愛され続けています。彼の今後の活動にも、ぜひ注目していきたいところです。

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