土師亜文

土師亜文について

土師亜文（はし あふみ、1990年5月9日生まれ）は、日本の声優およびナレーターで、東京都出身です。現在は81プロデュースに所属しており、数多くのメディアでその才能を発揮しています。

略歴

幼少期から国語の授業で音読が好きだった土師亜文は、当初アナウンサーを目指していましたが、自分がそのキャラクターに合わないと感じ、夢を断念しました。しかし、早稲田大学の文化構想学部に進学した際、大学生活を通じて声優という新たな道に目を向けることになります。声優を志すきっかけは、歌や踊り、喋ることへの熱意からでした。

大学生活の中でミュージカルサークルとアナウンス研究会に所属し、アナウンス研究会での活動を通じてナレーションの楽しさに気づくことができました。大学1年生の頃からオーディションを受け、声優アワード新人発掘オーディションに見事合格を果たします。このオーディションでは、厳正な選考が行われ、特待生としての特典もありました。大学2年生の頃にはダブルスクールも実施しながら、学生生活と声優活動を両立させます。

また、大学3年生の時には生放送の番組にも出演するようになり、授業との両立に苦心しつつも、偶然生徒がその番組を知っていることを知り、「誰が言ったの？」という驚きの経験をしました。このようなエピソードを経て、彼女は声優としてのキャリアを積んでいきます。

声優活動

役を演じる際、土師は自らの存在を役に100％委ねることを信条としており、ナレーションでは視聴者に寄り添う視点で臨んでいます。具体的には、内容を明確に、心地よく伝えることを心がけており、そのアプローチこそが彼女の個性となっています。

『ウマ娘 プリティーダービー』でメジロライアンを演じた際には、 auditionsでの経験が大きく影響しています。自身の個性を打ち出さなければならない状況で、キャラ設定をしっかり把握し、この役への情熱を燃やしました。その結果、見事にオーディションに合格し、以降は同シリーズで活躍を続けています。

趣味や特技

彼女の趣味には歌やダンス、フランス語が含まれます。フランス語の授業は大学時代にも続け、自身の声優業においてもそのスキルを活かせる機会が多々あります。また、同じく81プロデュースに所属する西山宏太朗とは養成所での同期であり、声優業における貴重な友人でもあります。

土師亜文は、将来的には竹内順子のように少年アニメの主役を演じることを目指し、日々精進を重ねています。彼女の今後の活躍が期待されます。

出演作品

土師はこれまでに多くのアニメ、劇場版アニメ、ゲーム、ナレーションに参加してきました。主な出演作品には「バクマン。」や「ポケットモンスター ベストウイッシュ」、「ウマ娘 プリティーダービー」などがあります。また、ナレーションやラジオパーソナリティとしても多彩な活動を展開しています。

彼女の幅広い才能と情熱が詰まった活動は、今後もさらなる展開が期待されます。

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