土浦バイパス

土浦バイパス

土浦バイパスは、茨城県土浦市内を東西に横断する、全長約8.8kmの国道6号のバイパスです。このバイパスは、土浦市街地の交通渋滞緩和と円滑な交通を目的として建設されました。

概要

起点：茨城県土浦市中（6号BP中村入口）
終点：茨城県土浦市中貫（6号BP中貫入口）
全長：8.8km
規格：第3種1級
設計速度：
一般部：80km/h（最高速度60km/h）
橋梁部：60km/h
道路幅員:
一般部：20.0m
橋梁部：18.5m
車線幅員:
一般部：17.5m
橋梁部：16.0m
車線数：4車線

土浦バイパスは、起終点の交差点を除き、全区間が立体交差となっています。これにより、一般道との交差による交通の滞りを極力排除しています。

市街地を通過する旧道区間は、国道125号、国道354号、県道64号にそれぞれ格下げされています。バイパスの開通により、これらの旧道区間の交通量は大幅に減少しました。

全線が開通しており、2017年3月25日には全線4車線化が完了しました。これにより、終点の6号BP中貫入口から北の中貫工業団地入口までが4車線道路となり、交通の円滑化が図られています。

起点の土浦市中（バイパス中村入口）は、現在、現道（水戸街道）とバイパスの本線との分岐点となっていますが、将来的には牛久土浦バイパスとの接続が計画されています。

他のバイパスとの位置関係

土浦バイパスは、以下のバイパス[[道路]]と連続して、広域的な道路ネットワークを形成しています。

(柏方面) 取手バイパス - 藤代バイパス - 牛久土浦バイパス - 土浦バイパス - 千代田石岡バイパス (水戸方面)

歴史

土浦バイパスは、以下の経緯を経て開通・整備が行われました。

1969年度：事業着手
1972年度：用地買収着手
1973年度：工事着手
1978年3月：一部開通（土浦市常名 - 中貫、延長2.4km、暫定2車線）
1982年3月：全線開通（土浦市中 - 常名、延長6.4km、暫定2車線）
1983年2月14日：旧道区間の国道指定を解除し茨城県へ移管
1987年度：上高津立体化推進
1988年度：上高津立体化工事
1989年10月：上高津立体供用開始（延長1.2km、暫定2車線）
1990年2月：土浦市常名 - 板谷4車線化供用開始（延長1.4km）
1990年3月：土浦市永国 - 上高津4車線化供用開始（延長1.8km）
2003年度：土浦市板谷 - 中貫3車線化供用開始（延長1.0km）
2009年度：土浦市佐野子 - 虫掛4車線化事業着手
2011年8月：工事着手
2017年
3月15日：土浦市板谷 - 中貫（延長1.0km）、土浦市中 - 永国（延長0.8km）がそれぞれ4車線化
3月22日：土浦市粕毛 - 常名（延長2.8km）が4車線化
3月25日：土浦市上高津 - 粕毛（延長1.3km）が4車線化、全線4車線化

交通量

2005年度の道路交通センサスによると、土浦市虫掛における平日24時間交通量は、44,736台となっています。

関連事項

バイパス[[道路]]
日本のバイパス[[道路]]一覧
関東地方の道路一覧
牛久土浦バイパス

外部リンク

常陸河川国道事務所
土浦バイパス｜常陸河川国道事務所

もう一度検索